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2018年4月

生ける神に立ち帰るように、わたしたちは福音を告げ知らせているのです。

使徒たちの宣教

その日、イコニヨンで14・5異邦人とユダヤ人が、指導者と一緒になって二人に乱暴を働き、石を投げつけようとしたとき、6二人はこれに気づいて、リカオニア州の町であるリストラとデルベ、またその近くの地方に難を避けた。7そして、そこでも福音を告げ知らせていた。

8リストラに、足の不自由な男が座っていた。生まれつき足が悪く、まだ一度も歩いたことがなかった。9この人が、パウロの話すのを聞いていた。パウロは彼を見つめ、いやされるのにふさわしい信仰があるのを認め、10自分の足でまっすぐに立ちなさい」と大声で言った。すると、その人は躍り上がって歩きだした。11群衆はパウロの行ったことを見て声を張り上げ、リカオニアの方言で、「神々が人間の姿をとって、わたしたちのところにお降りになった」と言った。12そして、バルナバを「ゼウス」と呼び、またおもに話す者であることから、パウロを「ヘルメス」と呼んだ。13町の外にあったゼウスの神殿の祭司が、家の門の所まで雄牛数頭と花輪を運んで来て、群衆と一緒になって二人にいけにえを献げようとした。14使徒たち、すなわちバルナバとパウロはこのことを聞くと、服を裂いて群衆の中へ飛び込んで行き、叫んで15言った。「皆さん、なぜ、こんなことをするのですか。わたしたちも、あなたがたと同じ人間にすぎません。あなたがたが、このような偶像を離れて、生ける神に立ち帰るように、わたしたちは福音を告げ知らせているのです。この神こそ、天と地と海と、そしてその中にあるすべてのものを造られた方です。16神は過ぎ去った時代には、すべての国の人が思い思いの道を行くままにしておかれました。17しかし、神は御自分のことを証ししないでおられたわけではありません。恵みをくださり、天からの雨を降らせて実りの季節を与え、食物を施して、あなたがたの心を喜びで満たしてくださっているのです。」18う言って、二人は、群衆が自分たちにいけにえを献げようとするのを、やっとやめさせることができた。

答唱詩編

詩編97・1+2、6+9

栄光は世界に及び、すべてを越えて神は偉大。

詩編97

97・1神は王。世界よ、喜びおどれ。
島々は叫びをあげよ。
2神は雲と霧を従え、
正義とさばきが王座を支える。

6天は神の正義を告げ、
諸国の民はその栄光を仰ぐ。
9神よ、あなたは世界の上に高く立ち、
すべての神々を越えて偉大なかた。

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バルナバは、サウロが旅の途中で主に出会ったことを説明した。

使徒たちの宣教

その日、9・26サウロはエルサレムに着き、弟子の仲間に加わろうとしたが、皆は彼を弟子だとは信じないで恐れた。27しかしバルナバは、サウロを連れて使徒たちのところへ案内し、サウロが旅の途中で主に出会い、主に語りかけられ、ダマスコでイエスの名によって大胆に宣教した次第を説明した。28それで、サウロはエルサレムで使徒たちと自由に行き来し、主の名によって恐れずに教えるようになった。29また、ギリシア語を話すユダヤ人と語り、議論もしたが、彼らはサウロを殺そうとねらっていた。30それを知った兄弟たちは、サウロを連れてカイサリアに下り、そこからタルソスヘ出発させた。31こうして、教会はユダヤ、ガリラヤ、サマリアの全地方で平和を保ち、主を畏れ、聖霊の慰めを受け、基礎が固まって発展し、信者の数が増えていった。

答唱詩編

詩編22・26+27a、28a+27b+28b+29、31b+32

神に向かって喜び歌い、感謝の歌をささげよう。

詩編22

22・26神の恵みによって、民のつどいで賛美をささげ、
神をおそれる人々の前で、わたしは誓いを果たす。
27a貧しい人はかてに恵まれ、
神を求める人は賛美をささげる。

28a遠く地の果てまで、すべての者が神にたち帰り、
27b生きる喜びで彼らの心はいつも満たされる。
28b諸国の民は神の前にひざをかがめる。
29わたしたちの国は神のもの、神は諸国を治められる。

31b彼らは主のわざを次の世代にかたり継ぎ、
あとから生まれてくる民に、
32神のわざ、
その救いを告げ知らせる。

第二朗読

①ヨハネ3・18-24

神の掟とは、わたしたちが信じ、愛し合うことである。

使徒ヨハネの手紙

3・18子たちよ、言葉や口先だけではなく、行いをもって誠実に愛し合おう。

19これによって、わたしたちは自分が真理に属していることを知り、神の御前で安心できます、20心に責められることがあろうとも。神は、わたしたちの心よりも大きく、すべてをご存じだからです。21愛する者たち、わたしたちは心に責められることがなければ、神の御前で確信を持つことができ、22神に願うことは何でもかなえられます。わたしたちが神の掟を守り、御心に適うことを行っているからです。23その掟とは、神の子イエス・キリストの名を信じ、この方がわたしたちに命じられたように、互いに愛し合うことです。24神の掟を守る人は、神の内にいつもとどまり、神もその人の内にとどまってくださいます。神がわたしたちの内にとどまってくださることは、神が与えてくださった〝霊〟によって分かります。

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永遠の命を得るように定められている人は皆、信仰に入った。

イザヤの預言

その日、7・10主はアハズに向かって言われた。
11「主なるあなたの神に、しるしを求めよ。深く陰府の方に、あるいは高く天の方に。」
12しかし、アハズは言った。
「わたしは求めない。主を試すようなことはしない。」
13イザヤは言った。
「ダビデの家よ聞け。
あなたたちは人間にもどかしい思いをさせるだけでは足りず
わたしの神にも、もどかしい思いをさせるのか。
14それゆえ、わたしの主が御自らあなたたちにしるしを与えられる。
見よ、おとめが身ごもって、男の子を産み
その名をインマヌエルと呼ぶ。
8・10c神が我らと共におられるのだから。

答唱詩編

詩編40・6、10

神のみ旨を行うことは、わたしの心の喜び。

詩編40

40・6神よ、あなたの不思議なわざは数えきれず、
そのはからいはたぐいなく、
私がそれを告げ知らせても、
すべてを語り尽くすことはできない。

10わたしは人々のつどいの中で、
あなたの救いのわざを告げ知らせ、
けっして口を閉じることがない。
神よ、あなたはそれを知っておられる。

第二朗読

ヘブライ10・4-10

わたしは来ました。神よ、御心を行うために。

使徒パウロのエフェソの教会への手紙

皆さん、10・4雄牛や雄山羊の血は、罪を取り除くことができません。
5それで、キリストは世に来られたときに、次のように言われたのです。
「あなたは、いけにえや献げ物を望まず、
むしろ、わたしのために体を備えてくださいました。
6あなたは、焼き尽くす献げ物や罪を贖うためのいけにえを好まれませんでした
7そこで、わたしは言いました。
『御覧ください。わたしは来ました。
聖書の巻物にわたしについて書いてあるとおり、
神よ、御心を行うために。』」
8ここで、まず、「あなたはいけにえ、献げ物、焼き尽くす献げ物、罪を贖うためのいけにえ、つまり律法に従って献げられるものを望みもせず、好まれもしなかった」と言われ、9次いで、「御覧ください。わたしは来ました。御心を行うために」と言われています。第二のものを立てるために、最初のものを廃止されるのです。10この御心に基づいて、ただ一度イエス・キリストの体が献げられたことにより、わたしたちは聖なる者とされたのです。

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神はイエスを死者の中から復活させてくださったのです。

使徒たちの宣教

その日、パウロはピシディア州のアンティオキアに到着し、会堂で語った。13・26「兄弟たち、アブラハムの子孫の方々、ならびにあなたがたの中にいて神を畏れる人たち、この救いの言葉はわたしたちに送られました。27エルサレムに住む人々やその指導者たちは、イエスを認めず、また、安息日ごとに読まれる預言者の言葉を理解せず、イエスを罪に定めることによって、その言葉を実現させたのです。28そして、死に当たる理由は何も見いだせなかったのに、イエスを死刑にするようにとピラトに求めました。29こうして、イエスについて書かれていることがすべて実現した後、人々はイエスを木から降ろし、墓に葬りました。30しかし、神はイエスを死者の中から復活させてくださったのです。31このイエスは、御自分と一緒にガリラヤからエルサレムに上った人々に、幾日にもわたって姿を現されました。その人たちは、今、民に対してイエスの証人となっています。32わたしたちも、先祖に与えられた約束について、あなたがたに福音を告げ知らせています。33つまり、神はイエスを復活させて、わたしたち子孫のためにその約束を果たしてくださったのです。それは詩編の第二編にも、
『あなたはわたしの子、
わたしは今日あなたを産んだ』
と書いてあるとおりです。」

答唱詩編

詩編2・7、11+12d

神は王を立てたもう、聖なるシオンの山のえに。

詩編2

2・7これこそ神の定め。
神はわたしに告げられた。
「あなたはわが子、
きょうあなたを生んだ。」

11恐れをもって神に仕え、
その足もとにひれ伏せ。
12d祝福はその民の上に。
神に従う者はしあわせ。

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イスラエルの人たち、ならびに神を畏れる方々、聞いてください。

使徒たちの宣教

13・13パウロとその一行は、パフォスから船出してパンフィリア州のペルゲに来たが、ヨハネは一行と別れてエルサレムに帰ってしまった。14パウロとバルナバはペルゲから進んで、ピシディア州のアンティオキアに到着した。そして、安息日に会堂に入って席に着いた。15律法と預言者の書が朗読された後、会堂長たちが人をよこして、「兄弟たち、何か会衆のために励ましのお言葉があれば、話してください」と言わせた。16そこで、パウロは立ち上がり、手で人々を制して言った。

「イスラエルの人たち、ならびに神を畏れる方々、聞いてください。17この民イスラエルの神は、わたしたちの先祖を選び出し、民がエジプトの地に住んでいる間に、これを強大なものとし、高く上げた御腕をもってそこから導き出してくださいました。18神はおよそ四十年の間、荒れ野で彼らの行いを耐え忍び、19カナンの地では七つの民族を滅ぼし、その土地を彼らに相続させてくださったのです。20これは、約四百五十年にわたることでした。その後、神は預言者サムエルの時代まで、裁く者たちを任命なさいました。21後に人々が王を求めたので、神は四十年の間、ベニヤミン族の者で、キシュの子サウルをお与えになり、22それからまた、サウルを退けてダビデを王の位につけ、彼について次のように宣言なさいました。『わたしは、エッサイの子でわたしの心に適う者、ダビデを見いだした。彼はわたしの思うところをすべて行う。』23神は約束に従って、このダビデの子孫からイスラエルに救い主イエスを送ってくださったのです。24ヨハネは、イエスがおいでになる前に、イスラエルの民全体に悔い改めの洗礼を宣べ伝えました。25その生涯を終えようとするとき、ヨハネはこう言いました。『わたしを何者だと思っているのか。わたしは、あなたたちが期待しているような者ではない。その方はわたしの後から来られるが、わたしはその足の履物をお脱がせする値打ちもない。』」

答唱詩編

詩編89・21+22、29+35

神のいつくしみをとこしえに歌い、主のまことを代々に告げよう。

詩編89

89・21わたしはしもべダビドを選び、
とうとい油を彼に注いだ。
22わたしの手はいつも彼とともにあり、
わたしの腕は彼を強める。

29わたしのいつくしみは永遠に変わることなく、
わたしの結んだ契約はとこしえに保たれる。
35わたしは契約を破らず、
約束したことばを変えない。

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神は、高慢な者を敵とし、謙遜な者には恵みをお与えになる

使徒ペトロの手紙

愛する皆さん、5・5b皆互いに謙遜を身に着けなさい。なぜなら、
「神は、高慢な者を敵とし、
謙遜な者には恵みをお与えになる」
からです。

6だから、神の力強い御手の下で自分を低くしなさい。そうすれば、かの時には高めていただけます。7思い煩いは、何もかも神にお任せしなさい。神が、あなたがたのことを心にかけていてくださるからです。

8身を慎んで目を覚ましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、ほえたける獅子のように、だれかを食い尽くそうと探し回っています。9信仰にしっかり踏みとどまって、悪魔に抵抗しなさい。あなたがたと信仰を同じくする兄弟たちも、この世で同じ苦しみに遭っているのです。それはあなたがたも知っているとおりです。10しかし、あらゆる恵みの源である神、すなわち、キリスト・イエスを通してあなたがたを永遠の栄光へ招いてくださった神御自身が、しばらくの間苦しんだあなたがたを完全な者とし、強め、力づけ、揺らぐことがないようにしてくださいます。11力が世々限りなく神にありますように、アーメン。

12わたしは、忠実な兄弟と認めているシルワノによって、あなたがたにこのように短く手紙を書き、勧告をし、これこそ神のまことの恵みであることを証ししました。この恵みにしっかり踏みとどまりなさい。13共に選ばれてバビロンにいる人々と、わたしの子マルコが、よろしくと言っています。14愛の口づけによって互いに挨拶を交わしなさい。キリストと結ばれているあなたがた一同に、平和があるように。

答唱詩編

詩編89・6+8、16+17

神のいつくしみをとこしえにうたい、そのまことを代々に告げよう。

詩編89

89・6神よ、大空はあなたの不思議なわざをたたえ、
天のつどいは、あなたのまことを賛美する。
8あなたは天のつどいであがめられ、
すべての者の中でおそれ敬われる。

16神よ、あなたの輝きを知り、
その光の中を歩む民はしあわせ。
17あなたの名をいつも喜び、
あなたの正義によって高くあげられる。

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このアンティオキアで、弟子たちが初めてキリスト者と呼ばれるようになったのである。

使徒たちの宣教

その日、11・19ステファノの事件をきっかけにして起こった迫害のために散らされた人々は、フェニキア、キプロス、アンティオキアまで行ったが、ユダヤ人以外のだれにも御言葉を語らなかった。20しかし、彼らの中にキプロス島やキレネから来た者がいて、アンティオキアへ行き、ギリシア語を話す人々にも語りかけ、主イエスについて福音を告げ知らせた。21主がこの人々を助けられたので、信じて主に立ち帰った者の数は多かった。22このうわさがエルサレムにある教会にも聞こえてきたので、教会はバルナバをアンティオキアへ行くように派遣した。23バルナバはそこに到着すると、神の恵みが与えられた有様を見て喜び、そして、固い決意をもって主から離れることのないようにと、皆に勧めた。24バルナバは立派な人物で、聖霊と信仰とに満ちていたからである。こうして、多くの人が主へと導かれた。25それから、バルナバはサウロを捜しにタルソスへ行き、26見つけ出してアンティオキアに連れ帰った。二人は、丸一年の間そこの教会に一緒にいて多くの人を教えた。このアンティオキアで、弟子たちが初めてキリスト者と呼ばれるようになったのである。

答唱詩編

詩編100・1+2、3ab

わたしたちは神の民、そのまきばの群れ。

詩編100

100・1世界よ、神に喜びの声をあげ、
歓呼の歌をささげつつ、
2み前に進み、
神に仕えよ。

3ab神こそ
主であると悟れ。
神はわたしたちを造られた。

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神は異邦人をも悔い改めさせ、命を与えてくださった

使徒たちの宣教

その日、11・1使徒たちとユダヤにいる兄弟たちは、異邦人も神の言葉を受け入れたことを耳にした。2ペトロがエルサレムに上って来たとき、割礼を受けている者たちは彼を非難して、3「あなたは割礼を受けていない者たちのところへ行き、一緒に食事をした」と言った。4そこで、ペトロは事の次第を順序正しく説明し始めた。5わたしがヤッファの町にいて祈っていると、我を忘れたようになって幻を見ました。大きな布のような入れ物が、四隅でつるされて、天からわたしのところまで下りて来たのです。6その中をよく見ると、地上の獣、野獣、這うもの、空の鳥などが入っていました。7そして、『ペトロよ、身を起こし、屠って食べなさい』と言う声を聞きましたが、8わたしは言いました。『主よ、とんでもないことです。清くない物、汚れた物は口にしたことがありません。』9すると、『神が清めた物を、清くないなどと、あなたは言ってはならない』と、再び天から声が返って来ました。10こういうことが三度あって、また全部の物が天に引き上げられてしまいました。11そのとき、カイサリアからわたしのところに差し向けられた三人の人が、わたしたちのいた家に到着しました。12すると、“霊”がわたしに、『ためらわないで一緒に行きなさい』と言われました。ここにいる六人の兄弟も一緒に来て、わたしたちはその人の家に入ったのです。13彼は、自分の家に天使が立っているのを見たこと、また、その天使が、こう告げたことを話してくれました。『ヤッファに人を送って、ペトロと呼ばれるシモンを招きなさい。14あなたと家族の者すべてを救う言葉をあなたに話してくれる。』15わたしが話しだすと、聖霊が最初わたしたちの上に降ったように、彼らの上にも降ったのです。16そのとき、わたしは、『ヨハネは水で洗礼を授けたが、あなたがたは聖霊によって洗礼を受ける』と言っておられた主の言葉を思い出しました。17こうして、主イエス・キリストを信じるようになったわたしたちに与えてくださったのと同じ賜物を、神が彼らにもお与えになったのなら、わたしのような者が、神がそうなさるのをどうして妨げることができたでしょうか。」18この言葉を聞いて人々は静まり、「それでは、神は異邦人をも悔い改めさせ、命を与えてくださったのだ」と言って、神を賛美した。

答唱詩編

詩編42・3+4、6

谷川の水を求めて、あえぎさまよう鹿のように、神よ、わたしはあなたを慕う。

詩編42

42・3わたしの心はあなたを求め、
神のいのちをあこがれる。
わたしが行ってみ前にいたり、
み顔を仰げる日はいつか。
4わたしは日夜神を問われて
明け暮れ涙を食物とする。

6わたしの心はなぜ、うちしずみ、
思い乱して嘆くのか。
救いの神に希望をいだき、
かつてのようにみ前に進み、
賛美の祭りをささげよう、
わたしの救い、わたしの神に。

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ほかのだれによっても、救いは得られない。

使徒たちの宣教

4・8そのとき、ペトロは聖霊に満たされて言った。「民の議員、また長老の方々、9今日わたしたちが取り調べを受けているのは、病人に対する善い行いと、その人が何によっていやされたかということについてであるならば10あなたがたもイスラエルの民全体も知っていただきたい。この人が良くなって、皆さんの前に立っているのは、あなたがたが十字架につけて殺し、神が死者の中から復活させられたあのナザレの人、イエス・キリストの名によるものです。11この方こそ、『あなたがた家を建てる者に捨てられたが、隅の親石となった石』です。12ほかのだれによっても、救いは得られません。わたしたちが救われるべき名は、天下にこの名のほか、人間には与えられていないのです。」

答唱詩編

詩編118・1+2、16+17、22+23

きょうこそ、神が造られた日、喜び歌え、この日をともに。

詩編118

118・1恵み深い神に感謝せよ。
そのあわれみは永遠。
2イスラエルよ、叫べ。
「神のいつくしみは絶えることがない。」

16「神の右の手は高く上がり、
その右の手は力を示す。」
17わたしは死なず、わたしは生きる、
神のわざを告げるために。

22家造りの捨てた石が、
隅の親石となった。
23これは神のわざ、
人の目には不思議なこと。

第二朗読

①ヨハネ3・1-2

わたしたちは御子をありのままに見る。

使徒ヨハネの手紙

3・1愛する皆さん、御父がどれほどわたしたちを愛してくださるか、考えなさい。それは、わたしたちが神の子と呼ばれるほどで、事実また、そのとおりです。世がわたしたちを知らないのは、御父を知らなかったからです。2愛する者たち、わたしたちは、今既に神の子ですが、自分がどのようになるかは、まだ示されていません。しかし、御子が現れるとき、御子に似た者となるということを知っています。なぜなら、そのとき御子をありのままに見るからです。

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「タビタ、起きなさい」

使徒たちの宣教

そのころ、9・31教会はユダヤ、ガリラヤ、サマリアの全地方で平和を保ち、主を畏れ、聖霊の慰めを受け、基礎が固まって発展し、信者の数が増えていった。

32ペトロは方々を巡り歩き、リダに住んでいる聖なる者たちのところへも下って行った。33してそこで、中風で八年前から床についていたアイネアという人に会った。34ペトロが、「アイネア、イエス・キリストがいやしてくださる。起きなさい。自分で床を整えなさい」と言うと、アイネアはすぐ起き上がった。35リダとシャロンに住む人は皆アイネアを見て、主に立ち帰った。

36ヤッファにタビタ――訳して言えばドルカス、すなわち「かもしか」――と呼ばれる婦人の弟子がいた。彼女はたくさんの善い行いや施しをしていた。37ところが、そのころ病気になって死んだので、人々は遺体を清めて階上の部屋に安置した。38リダはヤッファに近かったので、弟子たちはペトロがリダにいると聞いて、二人の人を送り、「急いでわたしたちのところへ来てください」と頼んだ。39ペトロはそこをたって、その二人と一緒に出かけた。人々はペトロが到着すると、階上の部屋に案内した。やもめたちは皆そばに寄って来て、泣きながら、ドルカスが一緒にいたときに作ってくれた数々の下着や上着を見せた。40ペトロが皆を外に出し、ひざまずいて祈り、遺体に向かって、「タビタ、起きなさい」と言うと、彼女は目を開き、ペトロを見て起き上がった。41ペトロは彼女に手を貸して立たせた。そして、聖なる者たちとやもめたちを呼び、生き返ったタビタを見せた。42このことはヤッファ中に知れ渡り、多くの人が主を信じた。

答唱詩編

詩編116・12+13、15+16b

このパンを食べ、この杯を飲み、わたしは主の死を告げ知らせる。

詩編116

116・12神が与えてくださったすべての恵みに、
どのようにこたえようか。
13わたしは救いの杯をささげ、
神の名を呼び求めよう。

15神を敬う人の死は、
神の前にとうとい。
16b神よ、わたしはあなたに仕え、
あなたはわたしを救われる。

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わたしは、あなたが迫害しているイエスである。

使徒たちの宣教

その日、9・1サウロはなおも主の弟子たちを脅迫し、殺そうと意気込んで、大祭司のところへ行き、2ダマスコの諸会堂あての手紙を求めた。それは、この道に従う者を見つけ出したら、男女を問わず縛り上げ、エルサレムに連行するためであった。3ころが、サウロが旅をしてダマスコに近づいたとき、突然、天からの光が彼の周りを照らした。4サウロは地に倒れ、「サウル、サウル、なぜ、わたしを迫害するのか」と呼びかける声を聞いた。5「主よ、あなたはどなたですか」と言うと、答えがあった。「わたしは、あなたが迫害しているイエスである。6起きて町に入れ。そうすれば、あなたのなすべきことが知らされる。」7同行していた人たちは、声は聞こえても、だれの姿も見えないので、ものも言えず立っていた。8サウロは地面から起き上がって、目を開けたが、何も見えなかった。人々は彼の手を引いてダマスコに連れて行った。9サウロは三日間、目が見えず、食べも飲みもしなかった。

10ところで、ダマスコにアナニアという弟子がいた。幻の中で主が、「アナニア」と呼びかけると、アナニアは、「主よ、ここにおります」と言った。11すると、主は言われた。「立って、『直線通り』と呼ばれる通りへ行き、ユダの家にいるサウロという名の、タルソス出身の者を訪ねよ。今、彼は祈っている。12アナニアという人が入って来て自分の上に手を置き、元どおり目が見えるようにしてくれるのを、幻で見たのだ。」13しかし、アナニアは答えた。「主よ、わたしは、その人がエルサレムで、あなたの聖なる者たちに対してどんな悪事を働いたか、大勢の人から聞きました。14ここでも、御名を呼び求める人をすべて捕らえるため、祭司長たちから権限を受けています。」15すると、主は言われた。「行け。あの者は、異邦人や王たち、またイスラエルの子らにわたしの名を伝えるために、わたしが選んだ器である。16わたしの名のためにどんなに苦しまなくてはならないかを、わたしは彼に示そう。」17そこで、アナニアは出かけて行ってユダの家に入り、サウロの上に手を置いて言った。「兄弟サウル、あなたがここへ来る途中に現れてくださった主イエスは、あなたが元どおり目が見えるようになり、また、聖霊で満たされるようにと、わたしをお遣わしになったのです。」18すると、たちまち目からうろこのようなものが落ち、サウロは元どおり見えるようになった。そこで、身を起こして洗礼を受け、19食事をして元気を取り戻した。

サウロは数日の間、ダマスコの弟子たちと一緒にいて、20すぐあちこちの会堂で、「この人こそ神の子である」と、イエスのことを宣べ伝えた。

答唱詩編

詩編117・1+2、栄唱

主をたたえよう。主はいつくしみ深く、そのあわれみは永遠。

詩編117

117・1すべての国よ、神をたたえ、
すべての民よ、神をほめよ。
2神の愛はちから強く、
そのまことは世々に及ぶ。

栄唱栄光は父と子と聖霊に。
初めのように
今もいつも
世々に。アーメン。

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ここに水があります。洗礼を受けるのに、何か妨げがあるでしょうか。

使徒たちの宣教

その日、8・26主の天使はフィリポに、「ここをたって南に向かい、エルサレムからガザへ下る道に行け」と言った。そこは寂しい道である。27フィリポはすぐ出かけて行った。折から、エチオピアの女王カンダケの高官で、女王の全財産の管理をしていたエチオピア人の宦官が、エルサレムに礼拝に来て、28帰る途中であった。彼は、馬車に乗って預言者イザヤの書を朗読していた。29すると、〝霊〟がフィリポに、「追いかけて、あの馬車と一緒に行け」と言った。30フィリポが走り寄ると、預言者イザヤの書を朗読しているのが聞こえたので、「読んでいることがお分かりになりますか」と言った。31宦官は、「手引きしてくれる人がなければ、どうして分かりましょう」と言い、馬車に乗ってそばに座るようにフィリポに頼んだ。32が朗読していた聖書の個所はこれである。

「彼は、羊のように屠り場に引かれて行った。
毛を刈る者の前で黙している小羊のように、口を開かない。
33卑しめられて、その裁きも行われなかった。
だれが、その子孫について語れるだろう。
彼の命は地上から取り去られるからだ。」

34宦官はフィリポに言った。「どうぞ教えてください。預言者は、だれについてこう言っているのでしょうか。自分についてですか。だれかほかの人についてですか。」35そこで、フィリポは口を開き、聖書のこの個所から説きおこして、イエスについて福音を告げ知らせた。36道を進んで行くうちに、彼らは水のある所に来た。宦官は言った。「ここに水があります。洗礼を受けるのに、何か妨げがあるでしょうか。」38そして、車を止めさせた。フィリポと宦官は二人とも水の中に入って行き、フィリポは宦官に洗礼を授けた。39彼らが水の中から上がると、主の霊がフィリポを連れ去った。宦官はもはやフィリポの姿を見なかったが、喜びにあふれて旅を続けた。40フィリポはアゾトに姿を現した。そして、すべての町を巡りながら福音を告げ知らせ、カイサリアまで行った。

答唱詩編

詩編66・16+17、1+8b+20

神の栄えをほめうたい、その栄光を賛美せよ。

詩編66

66・16神をおそれる者は耳を傾けよ。
神のわざを語ろう、わたしの上に行われたことを。
17わたしは神を呼び求め、
賛美の歌がロにあふれる。

1すべての人よ、神に向かって喜びの声をあげ、
賛美の歌を響かせよ。
8b神をたたえよう。
20神は祈りを退けず、恵みを拒まれなかった。

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散って行った人々は、福音を告げ知らせながら巡り歩いた。

使徒たちの宣教

その日、エルサレムの教会に対して大迫害が起こり、使徒たちのほかは皆、ユダヤとサマリアの地方に散って行った。2しかし、信仰深い人々がステファノを葬り、彼のことを思って大変悲しんだ。3一方、サウロは家から家へと押し入って教会を荒らし、男女を問わず引き出して牢に送っていた。

4さて、散って行った人々は、福音を告げ知らせながら巡り歩いた。5フィリポはサマリアの町に下って、人々にキリストを宣べ伝えた。6群衆は、フィリポの行うしるしを見聞きしていたので、こぞってその話に聞き入った。7実際、汚れた霊に取りつかれた多くの人たちからは、その霊が大声で叫びながら出て行き、多くの中風患者や足の不自由な人もいやしてもらった。8町の人々は大変喜んだ。

答唱詩編

詩編66・1+2+4、5+9

主をたたえよう。主はいつくしみ深く、そのあわれみは永遠。

詩編66

66・1すべての人よ、神に向かって喜びの声をあげよ。
2神の栄えをほめうたい、その栄光を賛美せよ。
4「すべての人はあなたを伏し拝み、
み名をたたえて喜びうたう。」

5神のわざを仰ぎ見よ、
人々に行われたおそるべきわざを。
9神はわたしたちにいのちを与え、
足をゆるぎなく支えられる。

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主よ、この罪を彼らに負わせないでください

使徒たちの宣教

その日、ステファノは、民衆、長老たち、律法学者たちに言った。7・51「かたくなで、心と耳に割礼を受けていない人たち、あなたがたは、いつも聖霊に逆らっています。あなたがたの先祖が逆らったように、あなたがたもそうしているのです。52いったい、あなたがたの先祖が迫害しなかった預言者が、一人でもいたでしょうか。彼らは、正しい方が来られることを預言した人々を殺しました。そして今や、あなたがたがその方を裏切る者、殺す者となった。53天使たちを通して律法を受けた者なのに、それを守りませんでした。」

54人々はこれを聞いて激しく怒り、ステファノに向かって歯ぎしりした。55ステファノは聖霊に満たされ、天を見つめ、神の栄光と神の右に立っておられるイエスとを見て、56天が開いて、人の子が神の右に立っておられるのが見える」と言った。57人々は大声で叫びながら耳を手でふさぎ、ステファノ目がけて一斉に襲いかかり、58都の外に引きずり出して石を投げ始めた。証人たちは、自分の着ている物をサウロという若者の足もとに置いた。59人々が石を投げつけている間、ステファノは主に呼びかけて、「主イエスよ、わたしの霊をお受けください」と言った。60それから、ひざまずいて、「主よ、この罪を彼らに負わせないでください」と大声で叫んだ。ステファノはこう言って、眠りについた。8・1サウロは、ステファノの殺害に賛成していた。

答唱詩編

詩編31・6+7、15+16a+17b

神はわたしを救われる。そのいつくしみをたたえよう。

詩編31

31・6神よ、あなたの手にわたしの霊をゆだねる。
あなたは約束を守られるかた、わたしをあがなってください。
7空しい偶像に走る者を避け、
わたしはあなたにより頼み、いつくしみを喜びうたう。

15神よ、わたしはあなたにより頼む。
「あなたこそわたしの神。」
16aあなたの手にわたしの生涯をゆだねる。
17bいつくしみによって救ってください。

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テファノは恵みと力に満ち、すばらしい不思議な業としるしを民衆の間で行っていた。

使徒たちの宣教

そのころ、6・8ステファノは恵みと力に満ち、すばらしい不思議な業としるしを民衆の間で行っていた。9ところが、キレネとアレクサンドリアの出身者で、いわゆる「解放された奴隷の会堂」に属する人々、またキリキア州とアジア州出身の人々などのある者たちが立ち上がり、ステファノと議論した。10しかし、彼が知恵と〝霊〟とによって語るので、歯が立たなかった。11そこで、彼らは人々を唆して、「わたしたちは、あの男がモーセと神を冒涜する言葉を吐くのを聞いた」と言わせた。12また、民衆、長老たち、律法学者たちを扇動して、ステファノを襲って捕らえ、最高法院に引いて行った。13そして、偽証人を立てて、次のように訴えさせた。「この男は、この聖なる場所と律法をけなして、一向にやめようとしません。14わたしたちは、彼がこう言っているのを聞いています。『あのナザレの人イエスは、この場所を破壊し、モーセが我々に伝えた慣習を変えるだろう。』」15最高法院の席に着いていた者は皆、ステファノに注目したが、その顔はさながら天使の顔のように見えた。

答唱詩編

詩編119・57+58、29+30

神のみ旨を行うことは、わたしの心の喜び。

詩編119

119・57神よ、あなたはわたしのすべて。
あなたのことばをわたしは守る。
58わたしは心をこめて祈る。
仰せのとおり、いつくしみを示してください。

29偽りの道からわたしを退け、
教えを授けてください。
30わたしは真実の道を志し、
あなたのさばきを心におさめる。

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あなたがたは命への導き手である方を殺してしまったが、神はこの方を死者の中から復活させてくださった。

使徒たちの宣教

その日、3・13ペトロは民衆に言った。「アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神、わたしたちの先祖の神は、その僕イエスに栄光をお与えになりました。ところが、あなたがたはこのイエスを引き渡し、ピラトが釈放しようと決めていたのに、その面前でこの方を拒みました。14聖なる正しい方を拒んで、人殺しの男を赦すように要求したのです。15あなたがたは、命への導き手である方を殺してしまいましたが、神はこの方を死者の中から復活させてくださいました。わたしたちは、このことの証人です。17ところで、兄弟たち、あなたがたがあんなことをしてしまったのは、指導者たちと同様に無知のためであったと、わたしには分かっています。18しかし、神はすべての預言者の口を通して予告しておられたメシアの苦しみを、このようにして実現なさったのです。19だから、自分の罪が消し去られるように、悔い改めて立ち帰りなさい。」

答唱詩編

詩編4・2、3+4、8+9

神よ、あなたの顔の光を、わたしたちの上に照らしてください。

詩編4

4・2正しさを守ってくださる神、
わたしの叫びにこたえ、
悩みの中にもいこいをあたえ、
わたしをあわれみ、心に留めてください。

3人よ、いつまで心をとざし、むなしいことを追い、
見せかけをもとめるのか。
4神はわたしを選び、ご自分のものとされた。
神は、わたしの叫びに耳を傾けてくださる。

8あなたがわたしの心に与えてくださるよろこびは、
小麦とぶどうの豊かな実りにまさるもの。
9神よ、わたしの平和はあなたのうちにある。
わたしは床につき、心静かに眠る。

第二朗読

①ヨハネ2・1-5a

イエス・キリストこそ、わたしたちの罪ばかりでなく、全世界の罪を償ういけにえである。

使徒ヨハネの手紙

2・1わたしの子たちよ、これらのことを書くのは、あなたがたが罪を犯さないようになるためです。たとえ罪を犯しても、御父のもとに弁護者、正しい方、イエス・キリストがおられます。2この方こそ、わたしたちの罪、いや、わたしたちの罪ばかりでなく、全世界の罪を償ういけにえです。3わたしたちは、神の掟を守るなら、それによって、神を知っていることが分かります。4「神を知っている」と言いながら、神の掟を守らない者は、偽り者で、その人の内には真理はありません。5しかし、神の言葉を守るなら、まことにその人の内には神の愛が実現しています。

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〝霊〟と知恵に満ちた評判の良い人を七人選びなさい。

使徒たちの宣教

6・1そのころ、弟子の数が増えてきて、ギリシア語を話すユダヤ人から、ヘブライ語を話すユダヤ人に対して苦情が出た。それは、日々の分配のことで、仲間のやもめたちが軽んじられていたからである。2そこで、十二人は弟子をすべて呼び集めて言った。「わたしたちが、神の言葉をないがしろにして、食事の世話をするのは好ましくない。3それで、兄弟たち、あなたがたの中から、〝霊〟と知恵に満ちた評判の良い人を七人選びなさい。彼らにその仕事を任せよう。4わたしたちは、祈りと御言葉の奉仕に専念することにします。」5一同はこの提案に賛成し、信仰と聖霊に満ちている人ステファノと、ほかにフィリポ、プロコロ、ニカノル、ティモン、パルメナ、アンティオキア出身の改宗者ニコラオを選んで、6使徒たちの前に立たせた。使徒たちは、祈って彼らの上に手を置いた。

7こうして、神の言葉はますます広まり、弟子の数はエルサレムで非常に増えていき、祭司も大勢この信仰に入った。

答唱詩編

詩編33・4+5、20+21

神の注がれる目は、神をおそれる者に、神の愛に希望をおく者の上に。

詩編33

33・4神のことばはただしく、
そのわざにはいつわりがない。
5神は正義と公平を愛し、
いつくしみは地に満ちている。

20神はたて、神はすくい、
わたしたちは神を待ち望む。
21心は神のうちにあってよろこび、
とうといその名により頼む。

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毎日、神殿の境内や家々で絶えず教え、メシア・イエスについて福音を告げ知らせていた。

使徒たちの宣教

その日、5・34民衆全体から尊敬されている律法の教師で、ファリサイ派に属するガマリエルという人が、議場に立って、使徒たちをしばらく外に出すように命じ、35それから、議員たちにこう言った。「イスラエルの人たち、あの者たちの取り扱いは慎重にしなさい。36以前にもテウダが、自分を何か偉い者のように言って立ち上がり、その数四百人くらいの男が彼に従ったことがあった。彼は殺され、従っていた者は皆散らされて、跡形もなくなった。37その後、住民登録の時、ガリラヤのユダが立ち上がり、民衆を率いて反乱を起こしたが、彼も滅び、つき従った者も皆、ちりぢりにさせられた。38そこで今、申し上げたい。あの者たちから手を引きなさい。ほうっておくがよい。あの計画や行動が人間から出たものなら、自滅するだろうし、39神から出たものであれば、彼らを滅ぼすことはできない。もしかしたら、諸君は神に逆らう者となるかもしれないのだ。」一同はこの意見に従い、40使徒たちを呼び入れて鞭で打ち、イエスの名によって話してはならないと命じたうえ、釈放した。41それで使徒たちは、イエスの名のために辱めを受けるほどの者にされたことを喜び、最高法院から出て行き、42毎日、神殿の境内や家々で絶えず教え、メシア・イエスについて福音を告げ知らせていた。

答唱詩編

詩編27・1、13+14

神よ、あなたの顔の光を、わたしたちの上に照らしてください。

詩編27

27・1神はわたしの光、わたしの救い、
わたしはだれもおそれない。
神はわたしのいのちの砦、
わたしはだれをはばかろう。

13神に生きる人々の中で
わたしは神の美しさを仰ぎ見る。
14神を待ち望め、
強く、たくましく、神を待ち望め。

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人間に従うよりも、神に従わなくてはなりません。

使徒たちの宣教

その日、神殿守衛長と下役たちが5・27使徒たちを引いて来て最高法院の中に立たせると、大祭司が尋問した。28あの名によって教えてはならないと、厳しく命じておいたではないか。それなのに、お前たちはエルサレム中に自分の教えを広め、あの男の血を流した責任を我々に負わせようとしている。」29トロとほかの使徒たちは答えた。「人間に従うよりも、神に従わなくてはなりません。30わたしたちの先祖の神は、あなたがたが木につけて殺したイエスを復活させられました。31神はイスラエルを悔い改めさせ、その罪を赦すために、この方を導き手とし、救い主として、御自分の右に上げられました。32わたしたちはこの事実の証人であり、また、神が御自分に従う人々にお与えになった聖霊も、このことを証ししておられます。」

33これを聞いた者たちは激しく怒り、使徒たちを殺そうと考えた。

答唱詩編

詩編34・9+10、16+18

主を仰ぎ見て、光を受けよう。主が訪れる人の顔は輝く。

詩編34

34・9主により頼む人はしあわせ。
彼はその恵みを深く味わう。
10主をおそれよう。
主をおそれる者は乏しさを知らない。

16主のまなざしは正しい人に、
耳は彼らの叫びに。
18主は正しい人の声を聞き、
悩みの中から救ってくださる。

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行って神殿の境内に立ち、この命の言葉を残らず民衆に告げなさい

使徒たちの宣教

その日、5・17大祭司とその仲間のサドカイ派の人々は皆立ち上がり、ねたみに燃えて、18使徒たちを捕らえて公の牢に入れた。19ところが、夜中に主の天使が牢の戸を開け、彼らを外に連れ出し、20「行って神殿の境内に立ち、この命の言葉を残らず民衆に告げなさい」と言った。21これを聞いた使徒たちは、夜明けごろ境内に入って教え始めた。一方、大祭司とその仲間が集まり、最高法院、すなわちイスラエルの子らの長老会全体を召集し、使徒たちを引き出すために、人を牢に差し向けた。22下役たちが行ってみると、使徒たちは牢にいなかった。彼らは戻って来て報告した。23牢にはしっかり鍵がかかっていたうえに、戸の前には番兵が立っていました。ところが、開けてみると、中にはだれもいませんでした。」24この報告を聞いた神殿守衛長と祭司長たちは、どうなることかと、使徒たちのことで思い惑った。25そのとき、人が来て、「御覧ください。あなたがたが牢に入れた者たちが、境内にいて民衆に教えています」と告げた。26そこで、守衛長は下役を率いて出て行き、使徒たちを引き立てて来た。しかし、民衆に石を投げつけられるのを恐れて、手荒なことはしなかった。

答唱詩編

詩編34・2+3、4+5

主を仰ぎ見て、光を受けよう。主が訪れる人の顔は輝く。

詩編34

34・2主をたたえよう、
明け暮れ賛美をくちにして。
3主はわたしたちの口のほこり、
苦しむときの心のよろこび。

4心を合わせて主をあがめ、
ともにその名をたたえよう。
5主はわたしたちの祈りに心を留め、
すべての恐れを遠ざけてくださる。

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ヨセフも、持っていた畑を売り、その代金を持って来て使徒たちの足もとに置いた。

使徒たちの宣教

4・32信じた人々の群れは心も思いも一つにし、一人として持ち物を自分のものだと言う者はなく、すべてを共有していた。33使徒たちは、大いなる力をもって主イエスの復活を証しし、皆、人々から非常に好意を持たれていた。34信者の中には、一人も貧しい人がいなかった。土地や家を持っている人が皆、それを売っては代金を持ち寄り、35使徒たちの足もとに置き、その金は必要に応じて、おのおのに分配されたからである。36とえば、レビ族の人で、使徒たちからバルナバ――「慰めの子」という意味――と呼ばれていた、キプロス島生まれのヨセフも、37持っていた畑を売り、その代金を持って来て使徒たちの足もとに置いた。

答唱詩編

詩編93・1+2、5+栄唱

神のいつくしみをとこしえに歌い、主のまことを代々に告げよう。

詩編93

93・1神は王。栄光に満ち、
偉大な力を身に帯びておられる。
2神は世界をゆるぎなく建て、
とこしえに王座をすえ、永遠に座しておられる。

5神よ、あなたのことばは変わることなく、
あなたの家はとこしえにとうとい。
栄唱栄光は父と子と聖霊に。
初めのように今もいつも世々に。アーメン。

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見よ、おとめが身ごもって、男の子を産み、その名をインマヌエルと呼ぶ。

イザヤの預言

その日、7・10主はアハズに向かって言われた。
11「主なるあなたの神に、しるしを求めよ。深く陰府の方に、あるいは高く天の方に。」
12しかし、アハズは言った。
「わたしは求めない。主を試すようなことはしない。」
13イザヤは言った。
「ダビデの家よ聞け。
あなたたちは人間にもどかしい思いをさせるだけでは足りず
わたしの神にも、もどかしい思いをさせるのか。
14それゆえ、わたしの主が御自らあなたたちにしるしを与えられる。
見よ、おとめが身ごもって、男の子を産み
その名をインマヌエルと呼ぶ。
8・10c神が我らと共におられるのだから。

答唱詩編

詩編40・6、10

神のみ旨を行うことは、わたしの心の喜び。

詩編40

40・6神よ、あなたの不思議なわざは数えきれず、
そのはからいはたぐいなく、
私がそれを告げ知らせても、
すべてを語り尽くすことはできない。

10わたしは人々のつどいの中で、
あなたの救いのわざを告げ知らせ、
けっして口を閉じることがない。
神よ、あなたはそれを知っておられる。

第二朗読

ヘブライ10・4-10

わたしは来ました。神よ、御心を行うために。

使徒パウロのエフェソの教会への手紙

皆さん、10・4雄牛や雄山羊の血は、罪を取り除くことができません。
5それで、キリストは世に来られたときに、次のように言われたのです。
「あなたは、いけにえや献げ物を望まず、
むしろ、わたしのために体を備えてくださいました。
6あなたは、焼き尽くす献げ物や罪を贖うためのいけにえを好まれませんでした
7そこで、わたしは言いました。
『御覧ください。わたしは来ました。
聖書の巻物にわたしについて書いてあるとおり、
神よ、御心を行うために。』」
8ここで、まず、「あなたはいけにえ、献げ物、焼き尽くす献げ物、罪を贖うためのいけにえ、つまり律法に従って献げられるものを望みもせず、好まれもしなかった」と言われ、9次いで、「御覧ください。わたしは来ました。御心を行うために」と言われています。第二のものを立てるために、最初のものを廃止されるのです。10この御心に基づいて、ただ一度イエス・キリストの体が献げられたことにより、わたしたちは聖なる者とされたのです。

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その金は必要に応じて、おのおのに分配された。

使徒たちの宣教

4・32信じた人々の群れは心も思いも一つにし、一人として持ち物を自分のものだと言う者はなく、すべてを共有していた。33使徒たちは、大いなる力をもって主イエスの復活を証しし、皆、人々から非常に好意を持たれていた。34信者の中には、一人も貧しい人がいなかった。土地や家を持っている人が皆、それを売っては代金を持ち寄り、35使徒たちの足もとに置き、その金は必要に応じて、おのおのに分配されたからである。

答唱詩編

詩編118・1+2、16+17、22+23

きょうこそ神が造られた日、喜び歌え、この日をともに。

詩編118

118・1恵み深い神に感謝せよ。そのあわれみは永遠。
2イスラエルよ、叫べ。神のいつくしみは絶えることがない。

16神の右の手は高くあがり、その右の手は力を示す。
17わたしは死なず、わたしは生きる。神のわざを告げるために。

22家造りの捨てた石が、隅の親石となった。
23これは神のわざ、人の目には不思議なこと。

第二朗読

①ヨハネ5・1-6

神から生まれた人は皆、世に打ち勝つ

使徒ヨハネの手紙

5・1イエスがメシアであると信じる人は皆、神から生まれた者です。そして、生んでくださった方を愛する人は皆、その方から生まれた者をも愛します。2このことから明らかなように、わたしたちが神を愛し、その掟を守るときはいつも、神の子供たちを愛します。3神を愛するとは、神の掟を守ることです。神の掟は難しいものではありません。4から生まれた人は皆、世に打ち勝つからです。世に打ち勝つ勝利、それはわたしたちの信仰です。5だれが世に打ち勝つか。イエスが神の子であると信じる者ではありませんか。6この方は、水と血を通って来られた方、イエス・キリストです。水だけではなく、水と血によって来られたのです。そして、〝霊〟はこのことを証しする方です。〝霊〟は真理だからです。

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わたしたちは、見たことや聞いたことを話さないではいられないのです。

使徒たちの宣教

その日、4・13議員や他の者たちは、ペトロとヨハネの大胆な態度を見、しかも二人が無学な普通の人であることを知って驚き、また、イエスと一緒にいた者であるということも分かった。14しかし、足をいやしていただいた人がそばに立っているのを見ては、ひと言も言い返せなかった。15そこで、二人に議場を去るように命じてから、相談して、16言った。「あの者たちをどうしたらよいだろう。彼らが行った目覚ましいしるしは、エルサレムに住むすべての人に知れ渡っており、それを否定することはできない。17しかし、このことがこれ以上民衆の間に広まらないように、今後あの名によってだれにも話すなと脅しておこう。」18そして、二人を呼び戻し、決してイエスの名によって話したり、教えたりしないようにと命令した。19しかし、ペトロとヨハネは答えた。「神に従わないであなたがたに従うことが、神の前に正しいかどうか、考えてください。20わたしたちは、見たことや聞いたことを話さないではいられないのです。」21員や他の者たちは、二人を更に脅してから釈放した。皆の者がこの出来事について神を賛美していたので、民衆を恐れて、どう処罰してよいか分からなかったからである。

答唱詩編

詩編118・1+2、16+17

きょうこそ神が造られた日、喜び歌え、この日をともに。

詩編118

118・1恵み深い神に感謝せよ。
そのあわれみは永遠。
2イスラエルよ、叫べ。
神のいつくしみは絶えることがない。

16神の右の手は高く上がり、
その右の手は力を示す。
17わたしは死なず、わたしは生きる。
神のわざを告げるために。

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この方こそ、『あなたがた家を建てる者に捨てられたが、隅の親石となった石』です。

使徒たちの宣教

その日、4・1ペトロとヨハネが民衆に話をしていると、祭司たち、神殿守衛長、サドカイ派の人々が近づいて来た。2二人が民衆に教え、イエスに起こった死者の中からの復活を宣べ伝えているので、彼らはいらだち、3二人を捕らえて翌日まで牢に入れた。既に日暮れだったからである。4しかし、二人の語った言葉を聞いて信じた人は多く、男の数が五千人ほどになった。

5次の日、議員、長老、律法学者たちがエルサレムに集まった。6大祭司アンナスとカイアファとヨハネとアレクサンドロと大祭司一族が集まった。7そして、使徒たちを真ん中に立たせて、「お前たちは何の権威によって、だれの名によってああいうことをしたのか」と尋問した。8そのとき、ペトロは聖霊に満たされて言った。「民の議員、また長老の方々、9今日わたしたちが取り調べを受けているのは、病人に対する善い行いと、その人が何によっていやされたかということについてであるならば10あなたがたもイスラエルの民全体も知っていただきたい。この人が良くなって、皆さんの前に立っているのは、あなたがたが十字架につけて殺し、神が死者の中から復活させられたあのナザレの人、イエス・キリストの名によるものです。11この方こそ、
『あなたがた家を建てる者に捨てられたが、
隅の親石となった石』
です。12ほかのだれによっても、救いは得られません。わたしたちが救われるべき名は、天下にこの名のほか、人間には与えられていないのです。」

答唱詩編

詩編118・1+2、22+23

きょうこそ神が造られた日、喜び歌え、この日をともに。

詩編118

118・1恵み深い神に感謝せよ。
そのあわれみは永遠。
2イスラエルよ、叫べ。
神のいつくしみは絶えることがない。

22家造りの捨てた石が、
隅の親石となった。
23これは神のわざ、
人の目には不思議なこと。

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あなたがたは預言者の子孫であり、神があなたがたの先祖と結ばれた契約の子です。

使徒たちの宣教

その日、いやされて歩けるようになった3・11男がペトロとヨハネに付きまとっていると、民衆は皆非常に驚いて、「ソロモンの回廊」と呼ばれる所にいる彼らの方へ、一斉に集まって来た。12これを見たペトロは、民衆に言った。「イスラエルの人たち、なぜこのことに驚くのですか。また、わたしたちがまるで自分の力や信心によって、この人を歩かせたかのように、なぜ、わたしたちを見つめるのですか。13アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神、わたしたちの先祖の神は、その僕イエスに栄光をお与えになりました。ところが、あなたがたはこのイエスを引き渡し、ピラトが釈放しようと決めていたのに、その面前でこの方を拒みました。14聖なる正しい方を拒んで、人殺しの男を赦すように要求したのです。15あなたがたは、命への導き手である方を殺してしまいましたが、神はこの方を死者の中から復活させてくださいました。わたしたちは、このことの証人です。16あなたがたの見て知っているこの人を、イエスの名が強くしました。それは、その名を信じる信仰によるものです。イエスによる信仰が、あなたがた一同の前でこの人を完全にいやしたのです。17ところで、兄弟たち、あなたがたがあんなことをしてしまったのは、指導者たちと同様に無知のためであったと、わたしには分かっています。18しかし、神はすべての預言者の口を通して予告しておられたメシアの苦しみを、このようにして実現なさったのです。19だから、自分の罪が消し去られるように、悔い改めて立ち帰りなさい。20こうして、主のもとから慰めの時が訪れ、主はあなたがたのために前もって決めておられた、メシアであるイエスを遣わしてくださるのです。21このイエスは、神が聖なる預言者たちの口を通して昔から語られた、万物が新しくなるその時まで、必ず天にとどまることになっています。22モーセは言いました。『あなたがたの神である主は、あなたがたの同胞の中から、わたしのような預言者をあなたがたのために立てられる。彼が語りかけることには、何でも聞き従え。23この預言者に耳を傾けない者は皆、民の中から滅ぼし絶やされる。』24預言者は皆、サムエルをはじめその後に預言した者も、今の時について告げています。25あなたがたは預言者の子孫であり、神があなたがたの先祖と結ばれた契約の子です。『地上のすべての民族は、あなたから生まれる者によって祝福を受ける』と、神はアブラハムに言われました。26それで、神は御自分の僕を立て、まず、あなたがたのもとに遣わしてくださったのです。それは、あなたがた一人一人を悪から離れさせ、その祝福にあずからせるためでした。」

答唱詩編

詩編8・4+5・6+7

神の名はあまねく世界に輝き、その栄光は天にそびえる。

詩編8

8・4あなたの指のわざである天を仰ぎ、
あなたが造られた月と星とを眺めて思う。
5なぜ人に心を留め、
人の子を顧みられるの力。

6あなたは人を神の使いに近い者として造り、
栄えと誉れの冠を授け、
7あなたが造られたものを治めさせ、
すべてをその知恵にゆだねられた。

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わたしには金や銀はないが、持っているものをあげよう。

使徒たちの宣教

その日、3・1ペトロとヨハネが、午後三時の祈りの時に神殿に上って行った。2すると、生まれながら足の不自由な男が運ばれて来た。神殿の境内に入る人に施しを乞うため、毎日「美しい門」という神殿の門のそばに置いてもらっていたのである。3彼はペトロとヨハネが境内に入ろうとするのを見て、施しを乞うた。4ペトロはヨハネと一緒に彼をじっと見て、「わたしたちを見なさい」と言った。5その男が、何かもらえると思って二人を見つめていると、6ペトロは言った。「わたしには金や銀はないが、持っているものをあげよう。ナザレの人イエス・キリストの名によって立ち上がり、歩きなさい。」7そして、右手を取って彼を立ち上がらせた。すると、たちまち、その男は足やくるぶしがしっかりして、8躍り上がって立ち、歩きだした。そして、歩き回ったり躍ったりして神を賛美し、二人と一緒に境内に入って行った。9民衆は皆、彼が歩き回り、神を賛美しているのを見た。10彼らは、それが神殿の「美しい門」のそばに座って施しを乞うていた者だと気づき、その身に起こったことに我を忘れるほど驚いた。

答唱詩編

詩編105・1+2、3+4

わたしの心は神のうちに喜び、その救いに喜びおどる。

詩編105

105・1神に感謝してその名をたたえよ。
諸国の民に神のわざを告げ知らせよ。
2賛美の歌を神にうたい、
そのすべての不思議なわざを語れ。

3尊いその名をたたえよ。
神を捜し求める者よ、心から喜べ。
4神にその力を求め、
いつも、その顔を慕い求めよ。

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あなたがたが十字架につけて殺したイエスを、神は主とし、またメシアとなさったのです。

使徒たちの宣教

五旬祭の日に、ペトロはユダヤ人たちに言った。2・36イスラエルの全家は、はっきり知らなくてはなりません。あなたがたが十字架につけて殺したイエスを、神は主とし、またメシアとなさったのです。」

37人々はこれを聞いて大いに心を打たれ、ペトロとほかの使徒たちに、「兄弟たち、わたしたちはどうしたらよいのですか」と言った。38すると、ペトロは彼らに言った。「悔い改めなさい。めいめい、イエス・キリストの名によって洗礼を受け、罪を赦していただきなさい。そうすれば、賜物として聖霊を受けます。39この約束は、あなたがたにも、あなたがたの子供にも、遠くにいるすべての人にも、つまり、わたしたちの神である主が招いてくださる者ならだれにでも、与えられているものなのです。」40ペトロは、このほかにもいろいろ話をして、力強く証しをし、「邪悪なこの時代から救われなさい」と勧めていた。41ペトロの言葉を受け入れた人々は洗礼を受け、その日に三千人ほどが仲間に加わった。

答唱詩編

詩編33・4+5、20+21

神の注がれる目は、神をおそれる者に、神の愛に希望をおく者の上に。

詩編33

33・4神のことばはただしく、
そのわざにはいつわりがない。
5神は正義と公平を愛し、
いつくしみは地に満ちている。

20神はたて、神はすくい、
わたしたちは神を待ち望む。
21心は神のうちにあってよろこび、
とうといその名により頼む。

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神はこのイエスを死の苦しみから解放して、復活させられました。

使徒たちの宣教

五旬祭の日に、2・14ペトロは十一人と共に立って、声を張り上げ、話し始めた。「ユダヤの方々、またエルサレムに住むすべての人たち、知っていただきたいことがあります。わたしの言葉に耳を傾けてください。22イスラエルの人たち、これから話すことを聞いてください。ナザレの人イエスこそ、神から遣わされた方です。神は、イエスを通してあなたがたの間で行われた奇跡と、不思議な業と、しるしとによって、そのことをあなたがたに証明なさいました。あなたがた自身が既に知っているとおりです。23このイエスを神は、お定めになった計画により、あらかじめご存じのうえで、あなたがたに引き渡されたのですが、あなたがたは律法を知らない者たちの手を借りて、十字架につけて殺してしまったのです。24しかし、神はこのイエスを死の苦しみから解放して、復活させられました。イエスが死に支配されたままでおられるなどということは、ありえなかったからです。25ダビデは、イエスについてこう言っています。

『わたしは、いつも目の前に主を見ていた。
主がわたしの右におられるので、わたしは決して動揺しない。
26だから、わたしの心は楽しみ、舌は喜びたたえる。
体も希望のうちに生きるであろう。
27あなたは、わたしの魂を陰府に捨てておかず、
あなたの聖なる者を朽ち果てるままにしておかれない。
28あなたは、命に至る道をわたしに示し、
御前にいるわたしを喜びで満たしてくださる。』

29兄弟たち、先祖ダビデについては、彼は死んで葬られ、その墓は今でもわたしたちのところにあると、はっきり言えます。30ダビデは預言者だったので、彼から生まれる子孫の一人をその王座に着かせると、神がはっきり誓ってくださったことを知っていました。31そして、キリストの復活について前もって知り、『彼は陰府に捨てておかれず、その体は朽ち果てることがない』と語りました。32神はこのイエスを復活させられたのです。わたしたちは皆、そのことの証人です。」

答唱詩編

詩編16・10、11

しあわせな人、神の恵みを受け、その喜びに生きる人。

詩編16

16・10あなたはわたしを死の国に見捨てられず、
あなたを敬う人が朽ち果てるのを望まれない。

11あなたはいのちの道を示してくださる。
あなたの前にはあふれる喜び、あなたのもとには永遠の楽しみ。

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イエスが死者の中から復活した後、わたしたちはイエスと一緒に食事をした。

使徒たちの宣教

その日、10・34aペトロは口を開きこう言った。37あなたがたはこのことをご存じでしょう。ヨハネが洗礼を宣べ伝えた後に、ガリラヤから始まってユダヤ全土に起きた出来事です。38つまり、ナザレのイエスのことです。神は、聖霊と力によってこの方を油注がれた者となさいました。イエスは、方々を巡り歩いて人々を助け、悪魔に苦しめられている人たちをすべていやされたのですが、それは、神が御一緒だったからです。39わたしたちは、イエスがユダヤ人の住む地方、特にエルサレムでなさったことすべての証人です。人々はイエスを木にかけて殺してしまいましたが、40神はこのイエスを三日目に復活させ、人々の前に現してくださいました。41しかし、それは民全体に対してではなく、前もって神に選ばれた証人、つまり、イエスが死者の中から復活した後、御一緒に食事をしたわたしたちに対してです。42そしてイエスは御自分が生きている者と死んだ者との審判者として神から定められた者であることを、民に宣べ伝え、力強く証しするようにと、わたしたちにお命じになりました。43また預言者も皆、イエスについて、この方を信じる者はだれでもその名によって罪の赦しが受けられる、と証ししています。」

答唱詩編

詩編118・1+2、16+17、22+23

きょうこそ神が造られた日、喜び歌え、この日をともに。

詩編118

118・1恵み深い神に感謝せよ。
そのあわれみは永遠。
2イスラエルよ、叫べ。
神のいつくしみは絶えることがない。

16神の右の手は高く上がり、
その右の手は力を示す。
17わたしは死なず、わたしは生きる。
神のわざを告げるために。

22家造りの捨てた石が、
隅の親石となった。
23これは神のわざ、
人の目には不思議なこと。

第二朗読

コロサイ3・1-4

上にあるものを求めなさい。そこにはキリストがおられる。

使徒パウロのコロサイの教会への手紙

皆さん、3・1あなたがたは、キリストと共に復活させられたのですから、上にあるものを求めなさい。そこでは、キリストが神の右の座に着いておられます。2上にあるものに心を留め、地上のものに心を引かれないようにしなさい。3あなたがたは死んだのであって、あなたがたの命は、キリストと共に神の内に隠されているのです。4あなたがたの命であるキリストが現れるとき、あなたがたも、キリストと共に栄光に包まれて現れるでしょう。

または

①コリント5・6b-8

新しい練り粉のままでいられるように、古いパン種をきれいに取り除きなさい。

使徒パウロのコリントの教会への手紙

皆さん、5・6bわずかなパン種が練り粉全体を膨らませることを、知らないのですか。7いつも新しい練り粉のままでいられるように、古いパン種をきれいに取り除きなさい。現に、あなたがたはパン種の入っていない者なのです。キリストが、わたしたちの過越の小羊として屠られたからです。8だから、古いパン種や悪意と邪悪のパン種を用いないで、パン種の入っていない、純粋で真実のパンで過越祭を祝おうではありませんか。

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インド訪問の写真

  • 十字架
    2007年8月にESNACの里子たちに会いにインドの各地を訪問しました。スラムの子、捨て子、災害で親を亡くした子、ポリオで足が不自由で全く足で歩けない子・・・みんな笑顔で歓迎のパーティーは素晴らしいダンス・・・・そんなスナップです・・・ ・

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