13・1神を知らない人々は皆、生来むなしい。 彼らは目に見えるよいものを通して、存在そのものである方を知ることができず、 作品を前にしても作者を知るに至らなかった。 2かえって火や風や素早く動く空気、 星空や激しく流れる水、 天において光り輝くものなどを、宇宙の支配者、神々と見なした。 3その美しさに魅せられて それらを神々と認めたなら、 それらを支配する主がどれほど優れているかを知るべきだった。 美の創始者がそれらを造られたからである。 4もし宇宙の力と働きに心を打たれたなら、 天地を造られた方がどれほど力強い方であるか、 それらを通して知るべきだったのだ。 5造られたものの偉大さと美しさから推し量り、 それらを造った方を認めるはずなのだから。 6とはいえ、この人々の責めは軽い。 神を探し求めて見いだそうと望みながらも、彼らは迷っているのだ。 7造られた世界にかかわりつつ探求を続けるとき、 目に映るものがあまりにも美しいので、外観に心を奪われてしまうのである。 8だからといって彼らも弁解できるわけではない。 9宇宙の働きを知り、 それを見極めるほどの力があるなら、 なぜそれらを支配する主をもっと早く見いだせなかったのか。 |
19・2天は神の栄光を語り、 大空はみ手のわざを告げる。 3日は日にことばを語り継ぎ、 夜は夜に知識を伝える。
4ことばでもなく、話でもなく、 その声も聞こえないが、 その響きは地を覆い、その知らせは世界に及ぶ。 5神は天に太陽の幕屋をすえられた。 |
そのとき、イエスは弟子たちに言われた。17・26「ノアの時代にあったようなことが、人の子が現れるときにも起こるだろう。27ノアが箱舟に入るその日まで、人々は食べたり飲んだり、めとったり嫁いだりしていたが、洪水が襲って来て、一人残らず滅ぼしてしまった。28ロトの時代にも同じようなことが起こった。人々は食べたり飲んだり、買ったり売ったり、植えたり建てたりしていたが、29ロトがソドムから出て行ったその日に、火と硫黄が天から降ってきて、一人残らず滅ぼしてしまった。30人の子が現れる日にも、同じことが起こる。31その日には、屋上にいる者は、家の中に家財道具があっても、それを取り出そうとして下に降りてはならない。同じように、畑にいる者も帰ってはならない。32ロトの妻のことを思い出しなさい。33自分の命を生かそうと努める者は、それを失い、それを失う者は、かえって保つのである。34言っておくが、その夜一つの寝室に二人の男が寝ていれば、一人は連れて行かれ、他の一人は残される。35二人の女が一緒に臼をひいていれば、一人は連れて行かれ、他の一人は残される。」37そこで弟子たちが、「主よ、それはどこで起こるのですか」と言った。イエスは言われた。「死体のある所には、はげ鷹も集まるものだ。」 |
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