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2008年10月

10月23日(木)

使徒パウロのエフェソの教会への手紙(エフェソ3・14-21)
  あなたがたを愛に根ざし、愛にしっかりと立つ者としてくださるように。神の満ちあふれる豊かさのすべてにあずかり、それによって満たされるように

  〔皆さん、〕わたしは御父の前にひざまずいて祈ります。御父から、天と地にあるすべての家族がその名を与えられています。どうか、御父が、その豊かな栄光 に従い、その霊により、力をもってあなたがたの内なり人を強めて、信仰によってあなたがたの心の内にキリストを住まわせ、あなたがたを愛に根ざし、愛に しっかりと立つ者ととしてくださるように。また、あなたがたがすべての聖なる者たちと共に、キリストの愛の広さ、長さ、高さ、深さがどれほどであるかを理 解し、人の知識をはるかに超えるこの愛を知るようになり、そしてついには、神の満ちあふれる豊かさのすべてにあずかり、それによって満たされるように。
 わたしたちの内に働く御力によって、わたしたちが求めたり、思ったりすることすべてを、はるかに超えてかなえることの
おできになる方に、栄光が世々限りなくありますように、アーメン。

ルカによる福音(ルカ12・49-53)
  わたしが平和をもたらすために来たと思うのか。そうではない。むしろ分裂だ

 〔そのとき、イエスは弟子たちに言われた。〕
「わ たしが来たのは、地上に火を投ずるためである。その火が既に燃えていたらと、どんなに願っていることか。しかし、わたしには受けねばならない洗礼がある。 それが終わるまで、わたしはどんなに苦しむことだろう。あなたがたは、わたしが地上に平和をもたらすために来たと思うか。そうではない。言っておくが、む しろ分裂だ。今から後、一つに家に五人いるならば、三人は二人と、二人は三人と対立して分かれるからである。
  父は子と、子は父と、
  母は娘と、娘は母と、
  しゅうとめは嫁と、嫁はしゅうとめと、
  対立して分かれる。」 





※福音の箇所のコメントは【み言葉の食卓】の【今日のみ言葉】をご覧ください。

http://www.hpmix.com/home/salesio/index.htm

【今日のみ言葉】は《サレジオ会》の神父様が、週日の《福音朗読》のコメントを書いています。

http://www.hpmix.com/home/salesio/D5_47.htm#279

10月22日(水)

使徒パウロのエフェソの教会への手紙(エフェソ3・2-12)
  キリストによって実現される計画は今や啓示された。すなわち、異邦人が同じ約束にあずかる者となるということである

  〔皆さん、〕あなたがたのために神がわたしに恵みをお与えになった次第について、あなたがたは聞いたにちがいありません。初めに手短に書いたように、秘め られた計画が啓示によってわたしに知らされました。あなたがたは、それを読めば、キリストによって実現される計画を、わたしがどのように理解しているかが 分かると思います。この計画は、キリスト以前の時代には人の子らに知らされていませんでしたが、今や”霊”によって、キリストの聖なる使徒たちや預言者た ちに啓示されました。すなわち、異邦人が福音によってキリスト・イエスにおいて、約束されたものをわたしたちと一緒に受け継ぐ者、同じ体に属する者、同じ 約束にあずかる者となるということです。神は、その力を働かせてわたしに恵みを賜り、この福音に仕える者としてくださいました。この恵みは、聖なる者たち すべての中で最もつまらない者でであるわたしに与えられました。わたしは、この恵みにより、キリストの計り知れない富について、異邦人に福音を告げ知らせ ており、すべてのものをお造りになった神の内に世の初めから隠されていた秘められた計画が、どのように実現されるのかを、すべての人々に説き明かしていま す。こうして、いろいろの働きをする神の知恵は、今や、教会によって、天上の支配や権威に知らされるようになったのですが、これは、神がわたしたちの主イ エス・キリストによって実現された永遠の計画に沿うものです。わたしたちは主キリストに結ばれており、キリストに対する信仰により、確信をもって、大胆に 神に近づくことができます。

ルカによる福音(ルカ12・39-48)
  すべて多く与えられた者は、多く求められる

 〔そのとき、イエスは弟子たちに言われた。〕
「このことをわきまえていなさい。家の主人は、泥棒がいつやって来るかを知っていたら、自分の家に押し入らせはしないだろう。あなたがたも用意していなさい。人の子は思いがけないときに来るからである。」
 そこでペトロが、
「主よ、このたとえはわたしたちのために話しておられるのですか。それとも、みんなのためですか」と言うと、主は言われた。
「主 人が召し使いたちの上に立てて、時間どおりに食べ物を分配させることにした忠実で賢い管理人は、いったいだれであろうか。主人が帰って来たとき、言われた とおりにしているのを見られる僕は幸いである。確かに言っておくが、主人は彼に全財産を管理させるに違いない。しかし、もしその僕が、主人の帰りは遅れる と思い、下男や女中を殴ったり、食べたり飲んだり、酔うようなことになるならば、その僕の主人は予想しない日、思いがけない時に帰って来て、彼を厳しく罰 し、不忠実な者たちと同じ目に遭わせる。主人の思いを知りながら何も準備せず、あるいは主人の思い通りにしなかった僕は、ひどく鞭打たれる。しかし、知ら ずにいて鞭打たれるようなことをした者は、打たれても少しで済む。すべて多く与えられた者は、多く求められ、多く任された者は、更に多く要求される。」

※福音の箇所は【み言葉の食卓】の【今日のみ言葉】をご覧ください。
 http://www.hpmix.com/home/salesio/index.htm

10月21日(火)

使徒パウロのエフェソの教会への手紙(エフェソ2・12-22)
  キリストはわたしたちの平和である。二つのものを一つにしてくださった

  〔皆さん、あなたがたは、〕そのころは、キリストにかかわりなく、イスラエルの民に属さず、約束を含む契約と関係なく、この世の中で希望を持たず、神を知 らずに生きていました。しかしあなたがたは、以前は遠く離れていたが、今や、キリスト・イエスにおいて、キリストの血によって近い者となったのです。
  実に、キリストはわたしたちの平和であります。二つのものを一つにし御自分の肉において敵意という隔ての壁を取り壊し、規則と戒律ずくめの律法を廃棄され ました。こうしてキリストは、双方を御自分において一人の新しい人に造り上げて平和を実現し、十字架を通して、両者を一つの体として神と和解させ、十字架 によって敵意を滅ぼされました。キリストはおいてになり、遠く離れているあなたがたにも、また、近くにいる人々にも、平和の福音を告げ知らせられました。 それで、このキリストによってわたしたち両方の者が一つの霊に結ばれて、御父に近づくことができるのです。従って、あなたがたはもはや、外国人でも寄留者 でもなく、聖なる民に属する者、神の家族であり、使徒や預言者という土台の上に建てられています。
そのかなめ石はキリスト・イエス御自身であり、キリストにおいて、この建物全体は組み合わされて成長し、主における聖なる神殿となります。キリストにおいて、あなたがたも共に建てられ、霊の働きによって神の住まいとなるのです。

ルカによる福音(ルカ12・35-38)
  主人が帰って来たとき、目を覚ましているのを見られる僕たちは幸いだ

 〔そのとき、イエスは弟子たちに言われた。〕
「腰 に帯を締め、ともし火をともしていなさい。主人が婚宴から帰って来て戸をたたくとき、すぐに開けようと待っている人のようにしていなさい。主人が帰って来 たとき、目を覚ましているのを見られる僕たちは幸いだ。はっきり言っておくが、主人は帯を締めて、この僕たちを食事の席に着かせ、そばに来て給仕してくれ る。主人が真夜中に帰っても、夜明けに帰っても、目を覚ましているのを見られる僕たちは幸いだ。」

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※福音の箇所は【み言葉の食卓】の【今日のみ言葉】をご覧ください。

 http://www.hpmix.com/home/salesio/index.htm

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10月20日(月)

使徒パウロのエフェソの教会への手紙(エフェソ2・1-10)
  神はわたしたちをキリストと共に生かし、天の王座に着かせてくださった

  〔皆さん、〕あなたがたは、以前は自分の過ちと罪のために死んでいたのです。この世を支配する者、かの空中に勢力を持つ者、すなわち、不従順な者たちに内 に今も働く霊に従い、過ちと罪を犯して歩んでいました。わたしたちも皆、こういう者たちの中にいて、以前は肉の欲望の赴くままに生活し、肉や心の欲するま まに行動していたのであり、ほかの人々と同じように、生まれながら神の怒りを受けるべき者でした。しかし、憐れみ豊かな神は、わたしたちをこの上なく愛し てくださり、その愛によって、罪のために死んでいたわたしたちをキリストと共に生かし、―あなたがたの救われたのは恵みによるのです。―キリスト・イエス によって共に復活させ、共に天の王座に着かせてくださいました。こうして、神は、キリスト・イエスにおいてわたしたちにお示しになった慈しみにより、その 限りなく豊かな恵みを、来るべき世に現そうとされたのです。事実、あなたがたは、恵みにより、信仰によって救われました。このことは、自らの力によるので はありません。それは、だれも誇ることがないためなのです。なぜなら、わたしたちは神に造られたものであり、しかも、神が前もって準備してくださった善い 業のために、キリスト・イエスにおいて造られたからです。わたしたちは、その善い業を行って歩むのです。

ルカによる福音(ルカ12・13-21)
  お前が用意した物は、いったいだれのものになるのか

 〔そのとき、群衆の一人がイエスに言った。〕
「先生、わたしにも遺産をわけてくれるように兄弟に言ってください。」イエスはその人に言われた。
「だれがわたしを、あなたがたの裁判官や調停人に任命したのか。」そして、一同に言われた。
「どんな貪欲にも注意を払い、用心しなさい。有り余るほど物を持っていても、人の命は財産によってどうすることもできないからである。」それから、イエスはたとえを話された。
「ある金持ちの畑が豊作だった。金持ちは、
『どうしよう。作物をしまっておく場所がない』と思い巡らしたが、やがてこう言った。
『こうしよう。倉を壊して、もっと大きいのを建て、そこに穀物や財産をみなしまい、こう自分に言ってやるのだ。
「さあ、これから先何年も生きて行くだけの蓄えができたぞ。一休みして、食べたり飲んだりして楽しめ」と。』しかし神は、
『愚かな者よ、今夜、お前の命は取り上げられる。お前が用意した物は、いったいだれのものになるのか』と言われた。自分のために富を積んでも、神の前に豊かにならない者はこのとおりだ。」

【今日のみ言葉】

http://www.hpmix.com/home/salesio/D5_47.htm#278

10月19日(日)

イザヤの預言(イザヤ45・1、4-6)
  わたしはキュロスの右の手を固く取り、国々を彼に従わせる

主が油を注がれた人キュロスについて
主はこう言われる。
わたしは彼の右の手を固く取り
国々を彼に従わせ、王たちの武装を解かせる。
扉は彼の前に開かれ
どの城門も閉ざされることはない。

わたしの僕ヤコブのために
わたしの選んだイスラエルのために
わたしはあなたの名を呼び、称号を与えたが
あなたは知らなかった。
わたしが主、ほかにはいない。
わたしをおいて神はない。
わたしはあなたに力を与えたが
あなたは知らなかった。
日の昇るところから日の沈むところまで
人々は知るようになる
わたしのほかは、むなしいものだ、と。
わたしが主、ほかにはいない。

使徒パウロのテサロニケの教会への手紙(一テサロニケ1・1-5b)
  あなたがたの信仰と愛と希望を。わたしたちは心に留めている

 パウロ、シルワノ、テモテから、父である神と主イエス・キリストに結ばれているテサロニケの教会へ。恵みと平和が、あなたがたにあるように。

 わたしたちは、祈りの度に、あなたがたのことを思い起こして、あなたがた一同のことを思い起こして、あなたがた一同のことをいつも神に感謝しています。あなたがたが信仰によって働き、愛のために労苦し、また、わたしたちの主イエス・キリストに対する、希望を持って忍耐していることを、わたしたちは絶えず父である神の御前で心に留めているのです。神に愛されている兄弟たち、あなたがたが神から選ばれたことを、わたしたちは知っています。わたしたちの福音があなたがたに伝えられたのは、ただ言葉だけによらず、力と、聖霊と、強い確信とによったからです。

マタイによる福音(マタイ22・15-21)
  皇帝のものは皇帝に、神のものは神に返しなさい

 〔そのとき、〕ファリサイ派の人々は出て行って、どのようにしてイエスの言葉じりをとらえて、罠にかけようかと相談した。そして、その弟子たちをヘロデ派の人々と一緒にイエスのところに遣わして訪ねさせた。
「先生、わたしたちは、あなたが真実な方で、真理に基づいて神の道を教え、だれをもはばからない方であることを知っています。人々を分け隔てなさらないからです。ところで、どうお思いでしょうか、お教えください。皇帝に税金を納めるのは、律法にかなっているでしょうか、適っていないでしょうか。」イエスは彼らの悪意に気づいて言われた。
「偽善者たち、なぜ、わたしを試そうとするのか。税金を納めるお金を見せなさい。」彼らがデナリオン銀貨を持って来ると、イエスは、
「これは、だれの肖像と銘か」と言われた。彼らは、
「皇帝のものです」と言った。すると、イエスは言われた。
「では、皇帝のものは、皇帝に、神のものは神に返しなさい。」

10月18日(土)

使徒パウロのテモテへの手紙(二テモテ4・10-17a)
  ルカだけがわたしのところにいる

  〔愛する者よ、〕デマスはこの世を愛し、わたしを見捨ててテサロニケに行ってしまい、クレスケンスはガラテヤに、テトスはダルマティアに行ってい〔ま す。〕ルカだけがわたしのところにいます。マルコを連れて来てください。彼はわたしの務めをよく助けてくれるからです。わたしはティキコをエフェソに遣 わしました。あなたが来るときには、わたしがトロアスのカルポのところに置いてきた外套を持ってきてください。また書物、特に羊皮紙のものを持って来てく ださい。銅細工人アレクサンドロがわたしをひどく苦しめました。主は、その仕業に応じて彼にお報いになります。あなたも彼には用心しなさい。彼はわたした ちの語ることに激しく反対したからです。
 わたしの最初の弁明のときには、だれも助けてくれず、皆わたしを見捨てました。彼らにその責めが負わされませんように。しかし、わたしを通して福音があまねく宣べ伝えられ、すべての民族がそれを聞くようになるために、主はわたしのそばにいて、力づけてくださいました。

ルカによる福音(ルカ10・1-9)
  収穫は多いが、働き手が少ない

〔そのとき、〕主はほかに七十二人を任命し、御自分が行くつもりのすべての町や村に二人ずつ先に遣わされた。そして、彼らに言われた。
「収 穫は多いが、働き手が少ない。だから、収穫のために働き手を送ってくださるように、収穫の主に願いなさい。行きなさい。わたしはあなたがたを遣わす。それ は、狼の群れに子羊を送り込むようなものだ。財布も袋も履物も持って行くな。途中でだれにも挨拶をするな。どこかの家に入ったら、まず、
『この家 に平和があるように』と言いなさい。平和の子がそこにいるなら、あなたがたの願う平和はその人にとどまる。もし、いなければ、その平和はあなたがたに戻っ てくる。その家に泊まって、そこで出される物を食べ、また飲みなさい。働く者が報酬を受けるのは当然だからである。家から家へと渡り歩くな。どこかの町に 入り、迎え入れられたら、出される物を食べ、その町の病人をいやし、また、『神の国はあなたがたに近づいた』と言いなさい。」

10月17日(金)

                    

10月16日(木)

使徒パウロのエフェソの教会への手紙(エフェソ1・1-10)
  天地創造の前に、神はわたしたちをお選びになった

神の御心によってキリスト・イエスの使徒とされたパウロから、エフェソにいる聖なる者たち、キリスト・イエスを信ずる人たちへ。わたしたちの父である神と主イエス・キリストからの恵みと平和が、あなたがたにあるように。
  わたしたちの主イエス・キリストの父である神は、ほめたたえられますように。神は、わたしたちをキリストにおいて、天のあらゆる霊的な祝福で満たしてくだ さいました。天地創造の前に、神はわたしたちを愛して、御自分の前で聖なる者、汚れのない者にしようと、キリストにおいてお選びになりました。イエス・キ リストによって神の子にしようと、御心のままに前もってお定めになったのです。神がその愛する御子によって与えてくださった輝かしい恵みを、わたしたちが たたえるためです。わたしたちはこの御子において、その血によって贖われ、罪を赦されました。これは、神の豊かな恵みによるものです。神はこの恵みをわた したちの上にあふれさせ、すべての知恵と理解とを与えて、秘められた計画をわたしたちに知らせてくださいました。これは、前もってキリストにおいてお決め になった神の御心によるものです。こうして、時が満ちるに及んで、救いの業が完成され、あらゆるものが、頭であるキリストのもとに一つにまとめられます。 天にあるものも地にあるものもキリストのもとに一つにまとめられるのです。

ルカによる福音(ルカ11・47-54
  預言者の血について責任を問われることになる。それは、アベルの血からゼカルヤの血にまで及ぶ 

〔そのとき、イエスは言われた。〕
「あなたたちは不幸だ。自分の先祖が殺した預言者たちの墓を建てているからだ。こうして、あなたたちは先祖の仕業の証人となり、それに賛成している。先祖は殺し、あなたたちは墓を建てているからである。だから、神の知恵もこう言っている。
『わ たしは預言者や使徒たちを遣わすが、人々はその中のある者を殺し、ある者を迫害する。』こうして、天地創造の時から流されたすべての預言者の血について、 今の時代の者たちが責任を問われることになる。それは、アベルの血から、祭壇と聖所の間で殺されたゼカルヤの血にまで及ぶ。そうだ。言っておくが、今の時 代の者たちはその責任を問われる。あなたたち律法の専門家は不幸だ。知識の鍵を取り上げ、自分が入らないばかりか、入ろうとする人々をも妨げてきたから だ。」イエスがそこを出て行かれると、律法学者やファリサイ派の人々は激しい敵意を抱き、いろいろの問題でイエスに質問を浴びせ始め、何か言葉じりをとら えようとねらっていた。

10月15日(水)

使徒パウロのガラテヤの教会への手紙(ガラテヤ5・18-25)
  キリストのものとなった人たちは、肉を欲情もろとも十字架につけてしまった

  〔皆さん、〕霊に導かれているなら、あなたがたは、律法の下にはいません。肉の業は明らかです。それは、姦淫、わいせつ、好色、偶像礼拝、魔術、敵意、争 い、そねみ、怒り、利己心、不和、仲間争い、ねたみ、泥酔、酒宴、その他このたぐいのものです。以前言っておいたように、ここでも前もって言いますが、こ のようなことを行う者は、神の国を受け継ぐことはできません。
 これに対して、霊の結ぶ実は愛であり、喜び、平和、寛容、親切、善意、誠実、柔 和、節制です。これらを禁じる掟はありません。キリスト・イエスのものとなった人たちは、肉を欲情や欲望もろとも十字架につけてしまったのです。わたした ちは、霊の導きに従って生きているなら、霊の導きに従ってまた前進しましょう。

ルカによる福音(ルカ11・42-46)
  あなたたちファリサイ派の人々は不幸だ。あなたたち律法の専門家も不幸だ

 〔そのとき、イエスは言われた。〕
「あ なたたちファリサイ派の人々は不幸だ、薄荷や芸香やあらゆる野菜の十分の一は献げるが、正義の実行と神への愛はおろそかにしているからだ。これこそ行うべ きことである。もとより、十分の一の献げ物もおろそかにしてはならないが、あなたたちファリサイ派の人々は不幸だ。会堂では上席につくこと、広場では挨拶 されることを好むからだ。あなたたちは不幸だ。人目につかない墓のようなものである。その上を歩く人は気づかない。」
 そこで、律法の専門家の一人が、
「先生、そんなことをおっしゃれば、わたしたちをも侮辱することになります」と言った。イエスは言われた。
「あなたたち律法の専門家も不幸だ。人には背負いきれない重荷を負わせながら、自分では指一本もその重荷に触れようとしないからだ。」

10月14日(火)

使徒パウロのガラテヤの教会への手紙(ガラテヤ5・1-6)
  割礼の有無は問題ではなく、愛の実践を伴う信仰こそ大切である

 〔皆さん、〕自由を得させるために、キリストはわたしたちを自由の身にしてくださったのです。だから、しっかりしなさい。奴隷の軛に二度とつながれてはなりません。
  ここで、わたしパウロはあなたがたに断言します。もし割礼を受けるなら、あなたがたにとってキリストは何の役にも立たない方になります。割礼を受ける人す べてに、もう一度はっきり言います。そういう人は律法全体を行う義務があるのです。律法によって義とされようとするなら、あなたがたはだれであろうと、キ リストとは縁もゆかりもない者とされ、いただいた恵みも失います。わたしたちは、義とされた者の希望が実現することを、”霊”により、信仰に基づいて切に 待ち望んでいるのです。キリスト・イエスに結ばれていれば、割礼の有無は問題ではなく、愛の実践を伴う信仰こそ大切です。

ルカによる福音(ルカ11・37-41)
  物を人に施せ、そうすれば、あなたたちにはすべてものが清くなる

 〔そのとき、イエスは話しておられたが、〕ファリサイ派の人から食事の招待を受けたので、その家に入って食事の席に着かれた。ところがその人は、イエスが食事の前にまず身を清められなかったのを見て、不審に思った。主は言われた。
「実に、あなたたちファリサイ派の人々は、杯や皿の外側はきれいにするが、自分の内側は強欲と悪意に満ちている。愚かな者たち、外側を造られた神は、内側もお造りになったではないか。ただ、器の中にある物を人に施せ。そうすれば、あなたたちにはすべてのものが清くなる。」

10月13日(月)

                    

10月12日(日)

イザヤの預言(イザヤ25・6-10a)
  主は祝宴を開き、すべての顔から涙をぬぐってくださる

万軍の主はこの山で祝宴を開き
すべての民に良い肉と古い酒を供される。
それは脂肪に富む良い肉とえり抜きの酒。
主はこの山で
すべての民の顔を包んでいた布と
すべての国を覆っていた布を滅ぼし
死を永久に滅ぼしてくださる。
主なる神は、すべての顔から涙をぬぐい
御自分の民の恥を
   地上からぬぐい去ってくださる。
これは主が語られたことである。
その日には、人は言う。
見よ、この方こそわたしたちの神。
わたしたちは待ち望んでいた。
この方こそわたしたちを救ってくださる。
この方こそわたしたちが待ち望んでいた主。
その救いを祝って喜び踊ろう。
主の御手はこの山の上にとどまる。


使徒パウロのフィリピの教会への手紙(フィリピ4・12-14、19-20)
  
わたしを強めてくださる方のお陰で、わたしにはすべてが可能である
 
〔皆 さん、わたしは、〕貧しく暮らすすべも、豊かに暮らすすべも知っています。満腹していても、空腹であっても、物が有り余っていても不足していても、いつい かなる場合にも対処する秘訣を授かっています。わたしを強めてくださる方のお陰で、わたしにはすべてが可能です。それにしても、あなたがたは、よくわたし と苦しみを共にしてくれました。
 わたしの神は、御自分の栄光の富みに応じて、キリスト・イエスによって、あなたがたにも必要なものをすべて満たしてくださいます。わたしたちの父である神に、栄光が世々限りなくありますように、アーメン。

マタイによる福音(マタイ22・1-14、または22・1-10)
  見かけた者はだれでも婚宴に連れて来なさい
 〔そのとき、イエスは祭司長や民の長老たちに〕たとえを用いて語られた。
「天の国は、ある王が家来たちのために婚宴を催したのに似ている。王は家来たちを送り、婚宴に招いておいた人々を呼ばせたが、来ようとしなかった。そこでまた、次のように言って、別の家来たちを使いに出した。
『招いていうた人々にこう言いなさい。
「食 事の用意が整いました。牛や肥えた家畜を屠って、すっかり用意ができています。さあ、婚宴においでください。」』しかし、人々はそれを無視し、一人は畑 に、一人は商売に出かけ、また、他の人々は王の家来たちを捕まえて乱暴し、殺してしまった。そこで、王は怒り、軍隊を送って、この人殺しどもを滅ぼし、そ の町を焼き払った。そして、家来たちに言った。『婚宴の用意はできているが、招いておいた人々は、ふさわしくなかった。だから、町の大通りに出て、見かけ た者はだれでも婚宴に連れて来なさい。』そこで、家来たちは通りに出て行き、見かけた人は善人も悪人も皆集めて来たので、婚宴は客でいっぱいになった。」
    《「王が客を見ようと入って来ると、婚礼の礼服を着ていない者が一人いた。王は、『友よ、どうして礼服を着ないでここに入って来たのか』と言った。こ の者が黙っていると、王は側近の者たちに言った。『この男の手足を縛って、外の暗闇にほうり出せ。そこで泣きわめいて歯ぎしりするだろう。』招かれる人は 多いが、選ばれる人は少ない。」》

10月11日(土)

使徒パウロのガラテヤの教会への手紙(ガラテヤ3・22-29)
  あなたがたは皆、信仰により、神の子である

 〔皆さん、〕聖書はすべてのものを罪の支配下に閉じ込めたのです。それは、神の約束が、イエス・キリストへの信仰によって、信じる人々に与えられるようになるためでした。
  信仰が現れる前には、わたしたちは律法の下で監視され、この信仰が啓示されるようになるまで閉じ込められていました。こうして律法は、わたしたちをキリス トのもとへ導く養育係となったのです。わたしたちが信仰によって義とされるためです。しかし、信仰が現れたので、もはや、わたしたちはこのような養育係の 下にはいません。
 あなたがたは皆、信仰により、キリスト・イエスに結ばれてもはや、神の子なのです。洗礼を受けてキリストに結ばれたあなたがた は皆、キリストを着ているからです。そこではもはや、ユダヤ人もギリシャ人もなく、奴隷も自由な身分の者もなく、男も女もありません。あなたがたは皆、キ リスト・イエスにおいて一つだからです。あなたがたは、もしキリストのものだとするなら、とりもなおさず、アブラハムの子孫であり、約束による相続人で す。

ルカによる福音(ルカ11・27-28)
  「なんと幸いなことでしょう。あなたを宿した胎は、」「むしろ、幸いなのは神の言葉を聞く人である。」

 〔そのとき、〕イエスがこれらのことを話しておられると、ある女が群衆の中から声高らかに言った。
「なんと幸いなことでしょう、あなたを宿した胎、あなたが吸った乳房は。」しかし、イエスは言われた。
「むしろ、幸いなのは神の言葉を聞き、それを守る人である。」

10月10日(金)

                    

10月9日(木)

使徒パウロのガラテヤの教会への手紙(ガラテヤ2・1-2、7-14)
  彼らはわたしに与えられた恵みを認めた

  〔皆さん、〕その後十四年たってから、わたしはバルナバと一緒にエルサレムに再び上りました。その際、テトスも連れて行きました。エルサレムに上ったの は、啓示によるものでした。わたしは、自分が異邦人に宣べ伝えている福音について、人々に、とりわけ、おもだった人たちには個人的に話して、自分は無駄に 走っているのではないか、あるいは走ったのではないかと意見を求めました。彼らは、ペトロには割礼を受けた人々に対する福音が任されたように、わたしには 割礼を受けていない人々に対する福音が任されていることを知りました。割礼を受けた人々に対する使徒としての任務のためにペトロに働きかけた方は,異邦人 に対する使徒としての任務のためにわたしにも働きかけられたのです。また、彼らはわたしに与えられた恵みを認め、ヤコブとケファとヨハネ、つまり柱と目さ れるおもだった人たちは、わたしとバルナバに一致のしるしとして右手を差し出しました。それで、わたしたちは異邦人へ、彼らは割礼を受けた人々のところに 行くことになったのです。ただ、わたしたちが貧しい人たちのことを忘れないようにとのことでしたが、これは、ちょうどわたしも心がけてきた点です。
  さて、ケファがアンティオキアに来たとき、非難すべきところがあったので、わたしは面と向かって反対しました。なぜなら、ケファは、ヤコブのもとからある 人々が来るまでは、異邦人と一緒に食事をしていたのに、彼らがやって来ると、割礼を受けている者たちを恐れて尻込みし、身を引こうとしだしたからです。そ して、ほかのユダヤ人も、ケファと一緒にこのような心にもないことを行い、バルナバさえも彼らの見せかけの行いに引きずり込まれてしまいました。しかし、 わたしは、彼らが福音の真理にのっとってまっすぐ歩いていないのを見たとき、皆の前でケファに向かってこう言いました。
「あなたはユダヤ人でありながら、ユダヤ人らしい生き方をしないで、異邦人のように生活しているのに、どうして異邦人にユダヤ人のように生活することを強要するのですか。」

ルカによる福音(ルカ11・1-4
  主よ、祈りを教えてください

 イエスはある所で祈っておられた。祈りが終わると、弟子の一人がイエスに、
「主よ、ヨハネが弟子たちに教えたように、わたしたちにも祈りを教えてください」と言った。そこで、イエスは言われた。
「祈るときには、こう言いなさい。
  『父よ、
  御名があがめられますように。
  御国が来ますように。
  わたしたちに必要な糧を毎日与えてください。
  わたしたちの罪を赦してください。
  わたしたちも自分に負い目がある人を
     皆赦しますから。
  わたしたちを誘惑に遭わせないでください。』」

10月8日(水)

使徒パウロのガラテヤの教会への手紙(ガラテヤ2・1-2、7-14)
  彼らはわたしに与えられた恵みを認めた

  〔皆さん、〕その後十四年たってから、わたしはバルナバと一緒にエルサレムに再び上りました。その際、テトスも連れて行きました。エルサレムに上ったの は、啓示によるものでした。わたしは、自分が異邦人に宣べ伝えている福音について、人々に、とりわけ、おもだった人たちには個人的に話して、自分は無駄に 走っているのではないか、あるいは走ったのではないかと意見を求めました。彼らは、ペトロには割礼を受けた人々に対する福音が任されたように、わたしには 割礼を受けていない人々に対する福音が任されていることを知りました。割礼を受けた人々に対する使徒としての任務のためにペトロに働きかけた方は,異邦人 に対する使徒としての任務のためにわたしにも働きかけられたのです。また、彼らはわたしに与えられた恵みを認め、ヤコブとケファとヨハネ、つまり柱と目さ れるおもだった人たちは、わたしとバルナバに一致のしるしとして右手を差し出しました。それで、わたしたちは異邦人へ、彼らは割礼を受けた人々のところに 行くことになったのです。ただ、わたしたちが貧しい人たちのことを忘れないようにとのことでしたが、これは、ちょうどわたしも心がけてきた点です。
  さて、ケファがアンティオキアに来たとき、非難すべきところがあったので、わたしは面と向かって反対しました。なぜなら、ケファは、ヤコブのもとからある 人々が来るまでは、異邦人と一緒に食事をしていたのに、彼らがやって来ると、割礼を受けている者たちを恐れて尻込みし、身を引こうとしだしたからです。そ して、ほかのユダヤ人も、ケファと一緒にこのような心にもないことを行い、バルナバさえも彼らの見せかけの行いに引きずり込まれてしまいました。しかし、 わたしは、彼らが福音の真理にのっとってまっすぐ歩いていないのを見たとき、皆の前でケファに向かってこう言いました。
「あなたはユダヤ人でありながら、ユダヤ人らしい生き方をしないで、異邦人のように生活しているのに、どうして異邦人にユダヤ人のように生活することを強要するのですか。」

ルカによる福音(ルカ11・1-4
  主よ、祈りを教えてください

 イエスはある所で祈っておられた。祈りが終わると、弟子の一人がイエスに、
「主よ、ヨハネが弟子たちに教えたように、わたしたちにも祈りを教えてください」と言った。そこで、イエスは言われた。
「祈るときには、こう言いなさい。
  『父よ、
  御名があがめられますように。
  御国が来ますように。
  わたしたちに必要な糧を毎日与えてください。
  わたしたちの罪を赦してください。
  わたしたちも自分に負い目がある人を
     皆赦しますから。
  わたしたちを誘惑に遭わせないでください。』」

10月7日(火)

使徒パウロのガラテヤの教会への手紙(ガラテヤ1・13-24)
  神は御子をわたしに示して、その福音を異邦人に告げ知らせるようにされた 

 〔皆さん、〕あなたがたは、わたしがかつてユダヤ教徒としてどのようにふるまっていたかを聞いています。
わ たしは、徹底的に神の教会を迫害し、滅ぼそうとしていました。また、先祖からの伝承を守るのに人一倍熱心で、同胞の間では同じ年ごろの多くの者よりユダヤ 教に徹しようとしていました。しかし、わたしを母の胎内にあるときから選び分け、恵みによって召し出してくださった神が、御心のままに、御子をわたしに示 して、その福音を異邦人に告げ知らせるようにされたとき、わたしは、すぐ血肉に相談するようなことはせず、また、エルサレムに上って、わたしより先に使徒 として召された人たちのもとに行くこともせず、アラビアに退いて、そこから再びダマスコに戻ったのでした。
 それから三年後、ケファと知り合いに なろうとしてエルサレムに上り、十五日間彼のもとに滞在しましたが、ほかの使徒にはだれにも会わず、ただ主の兄弟ヤコブだけ会いました。わたしがこのよう に書いていることは、神の御前で断言しますが、うそをついているのではありません。その後、わたしはシリアおよびキリキアの地方へ行きました。キリストに 結ばれているユダヤの諸教会の人々とは、顔見知りではありませんでした。ただ彼らは、
「かつて我々を迫害した者が、あの当時滅ぼそうとしていた信仰を、今は福音として告げ知らせている」と聞いて、わたしのことで神をほめたたえておりました。

ルカによる福音(ルカ10・38-42)
  マルタという女が、イエスを家に迎え入れた。マリアは良い方を選んだ

〔そ のとき、〕イエスはある村にお入りになった。すると、マルタという女が、イエスを家に迎え入れた。彼女にはマリアという姉妹がいた。マリアは主の足もとに 座って、その話を聞き入っていた。マルタは、いろいろのもてなしのためせわしく立ち働いていたが、そばに近寄って言った。
「主よ、わたしの姉妹はわたしだけにもてなしをさせていますが、何ともお思いになりませんか。手伝ってくれるようにおっしゃってください。」主はお答えになった。
「マルタ、マルタ、あなたは多くのことに思い悩み、心を乱している。しかし、必要なことはただ一つだけである。マリアは良い方を選んだ。それを取り上げてはならない。」

10月6日(月)

使徒パウロのガラテヤの教会への手紙(ガラテヤ1・6-12)
  わたしは福音を人から受けたのでも教えられたのででもなく、イエス・キリストの啓示によって知らされた

 〔皆 さん、〕キリストの恵みへ招いてくださった方から、あなたがたがこんなにも早く離れて、ほかの福音に乗り換えようとしていることに、わたしはあきれ果てて います。

 ほかの福音といっても、もう一つの福音があるわけではなく、ある人々があなたがたを惑わし、キリストの福音を覆そうとしているにすぎないのです。

 しかし、たとえわたしたち自身であれ、天使であれ、わたしたちがあなたがたに告げ知らせたものに反する福音を告げ知らせようとするならば、呪われるがよ い。

わたしたちが前にも言っておいたように、今また、わたしは繰り返して言います。

 あなたがたが受けたものに反する福音を告げ知らせる者がいれば、呪われ るがよい。
こんなことを言って、今わたしは人に取り入ろうとしているのでしょうか。それとも、神に取り入ろうとしているのでしょうか。

あるい は、何とかして、人の気に入ろうとあくせくしているのでしょうか。

 もし、今なお人の気に入ろうとしているなら、わたしはキリストの僕ではありません。
兄弟たち、あなたがたにはっきり言います。

わたしが告げ知らせた福音は、人によるものではありません。

 わたしはこの福音を人から受けたのでも教えられたのでもなく、イエス・キリストの啓示によって知らされたのです。

ルカによる福音(ルカ10・25-37)
  わたしの隣人とはだれですか

 〔そのとき、〕ある律法の専門家が立ち上がり、イエスを試そうとして言った。
「先生、何をしたら、永遠の命を受け継ぐことができるでしょうか。」イエスが、
「律法にはなんと書いてあるか。あなたはそれをどう読んでいるか」と言われると、彼は答えた。
「『心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい、また、隣人を自分のように愛しなさい』とあります。」イエスは言われた。
「正しい答えだ。それを実行しなさい。そうすれば命がえられる。」しかし、彼は自分を正当化しようとして、
「では、わたしの隣人とはだれですか」と言った。イエスはお答えになった。
「あ る人がエルサレムからエリコへ下っていく途中、追いはぎに襲われた。追いはぎはその人の服をはぎ取り、殴りつけ、半殺しにしたまま立ち去った。ある祭司が たまたまその道を下って来たが、その人を見ると、道の向こう側を通って行った。ところが、旅をしていたあるサマリア人は、そばに来ると、その人を見て憐れ に思い、近寄って傷に油とぶどう酒を注ぎ、包帯をして、自分のろばに乗せ、宿屋に連れて行って介抱した。そして、翌日になると、デナリオン銀貨二枚を取り 出し、宿屋の主人に渡して言った。
『この人を介抱してください。費用がもっとかかったら、帰りがけに払います。』さて、あなたはこの三人の中で、だれが追いはぎに襲われた人の隣人になったと思うか。」律法の専門家は言った。
「その人を助けた人です。」そこで、イエスは言われた。
「行って、あなたも同じようにしなさい。」

10月5日(日)

                    

10月4日(土)

ヨブ記(ヨブ42・1-3、5-6、12-17)
  今、この目であなたを仰ぎ見ます。それゆえ、わたしは自分を退けます
ヨブは主に答えて言った。
 あなたは全能であり
 御旨の成就を妨げることはできない。  
    と悟りました。
 「これは何者か。知識もないのに
 神の経綸を隠そうとするとは。」
 そのとおりです。
 わたしには理解できず、わたしの知識を越えた
 驚くべき御業をあげつらっておりました。
 あなたのことを、耳にしておりました。
 しかし今、この目であなたを仰ぎ見ます。
 それゆえ、わたしは塵と灰の上に伏し
 自分を退け、悔い改めます。

主 はその後のヨブを以前にも増して祝福された。ヨブは、羊一万四千匹、らくだ六千頭、牛一千くびき、雌ろば一千頭を持つことになった。彼はまた七人の息子と 三人の娘をもうけ、長女をエミマ、次女をケツィア、三女をケレン・プクと名付けた。ヨブの娘たちのように美しい娘は国中どこにもいなかった。彼女らもその 兄弟と共に父の財産の分け前を受けた。
 ヨブはその後百四十年生き、子、孫、四代の先まで見ることができた。ヨブは長寿を保ち、老いて死んだ。

ルカによる福音(ルカ10・17-24)
  あなたがたの名が天に書き記されていることを喜びなさい
〔そのとき、〕七十二人は喜んで帰って来て、こう言った。
「主よ、お名前を使うと、悪霊さえもわたしたちに屈服します。」イエスは言われた。
「わ たしは、サタンが稲妻のように天から落ちるのを見ていた。蛇やさそりを踏みつけ、敵のあらゆる力に打ち勝つ権威を、わたしはあなたがたに授けた。だから、 あなたがたに害を与えるものは何ひとつない。しかし、悪霊があなたがたに服従するからといって、喜んではならない。むしろ、あなたがたの名が天に書き記さ れていること喜びなさい。」
 そのとき、イエスは聖霊によって喜びにあふれて言われた。
「天地の主である父よ、あなたをほめたたえます。 これらのことを知恵ある者や賢い者には隠して、幼子のような者にお示しになりました。そうです。父よ、これは御心に適うことでした。すべてのことは、父か らわたしに任せられています。父のほかに、子がどういう者であるかを知るものはなく、父がどういう方であるかを知る者は、子と、子が示そうと思う者のほか には、だれもいません。」それから、イエスは弟子たちの方を振り向いて、彼らだけに言われた。
「あなたがたの見ているものを見る目は幸いだ。言っておくが、多くの預言者や王たちは,あなたがたが見ているものを見たかったが,見ることができず、あなたがたが聞いているものを聞きたかったが、聞けなかったのである。」

10月3日(金)

ヨブ記(ヨブ38・1、12-21、40・3-5)
  お前は朝に命令し、海の湧き出るところまで行き着いたことあるか
主は嵐の中からヨブに答えて仰せになった。

お前は一生に一度でも朝に命令し
曙に役割を指示したことがあるか
大地の縁をつかんで
神に逆らう者どもを地上から払い落とせと。
大地は粘土に型を押していくように姿を変え
すべては装われて現れる。しかし、悪者どもにはその光も拒まれ
振り上げた腕は折られる。

お前は海の湧き出るところまで行き着き
深淵の底を行き巡ったことがあるか。
死の門がお前に姿を見せ
死の闇の門を見たことがあるか。
お前はまた、大地の広がりを
   隅々まで調べたことがあるか。
そのすべてを知っているなら言ってみよ。

光が住んでいるのはどの方向か。
暗黒の住みかはどこか。
光をその堺にまで連れて行けるか。
暗黒の住むかに至る道を知っているか。
そのときお前は既に生まれていて
人生の日数も多いと言うのなら
これらのことを知っているはずだ。
ヨブは主に答えて言った。

わたしは軽々しくものを申しました。
どうしてあなたに反論などできましょう。
わたしはこの口に手を置きます。
ひと言語りましたが、もう主張いたしません。
ふた言申しましたが、もう繰り返しません。

ルカによる福音(ルカ10・13-16)
  わたしを拒む者は,わたしを遣わされたか他を拒むのである
〔そのとき、イエスは言われた。〕
「コ ラジン、お前は不幸だ。ベトサイダ、お前は不幸だ。お前たちのところでなされた奇跡がティルスやシドンで行われていれば、これらの町はとうの昔に粗布をま とい、灰の中に座って悔い改めたにちがいない。しかし、裁きの時には、お前たちよりまだティルスやシドンの方が軽い罰で住む。また、カファルナウム、お前 は、
 天にまで上げられると思っているのか。
 陰府にまで落とされるのだ。
あなたがたに耳を傾ける者は、わたしに耳を傾け、あなたがたを拒む者は、わたしをも拒むのである。わたしを拒む者は、わたを遣わされた方を拒むのである。」

10月2日(木)

出エジプト記(出エジプト23・20-23)
  わたしの使いがあなたの前を行く
〔主 は言われる。〕見よ、わたしはあなたの前に使いを遣わして、あなたを守らせ、わたしの備えた場所に導かせる。あなたは彼に心を留め、その声に聞き従い、彼 に逆らってはならない。彼はあなたたちの背きを赦さないであろう。彼はわたしの名を帯びているからである。しかし、もしあなたが彼の声に聞き従い、わたし の語ることを全て行うならば、わたしはあなたの敵に敵対し、仇に仇を報いる。
 わたしの使いがあなたの前を行き、あなたをアモリ人、ヘト人、ペリジ人、カナン人、ヒビ人、エブス人のところに導くとき、わたしは彼らを絶やす。

マタイによる福音(マタイ18・1-5、10)
  彼らの天使たちは、天でいつもわたしの天の父の御顔を仰いでいる
そのとき、弟子たちがイエスのところに来て、
「いったいだれが、天の国でいちばん偉いのでしょうか」と言った。そこで、イエスは一人の子供を呼び寄せ、彼らの中に立たせて、言われた。
「はっきり言っておく。心を入れ替えて子供のようにならなければ、決して天の国に入ることはできない。自分を低くして、この子供のようになる人が、天の国でいちばん偉いのだ。わたしの名のためにこのような一人の子供を受け入れる者は、わたしを受け入れるのである。
 これらの小さな者を一人でも軽んじないように気をつけなさい。言っておくが,彼らの天使たちはいつもわたしの天の父の御顔を仰いでいるのである。」

10月1日(水)

ヨブ記(ヨブ9・1-12、14-16)
  神より正しいと主張できる人間があろう
ヨブは〔友に〕答えた。  

それは確かにわたしも知っている。
神より正しいと主張できる人間があろうか。
神と論争することを望んだとしても
千に一つの答えも得られないだろう。
御心は知恵に満ち、力に秀でておられる。
神に対して頑なになりながら
   なお、無傷でいられようか。
神は山をも移される。怒りによって山を覆されるのだと誰が知ろう。
神は大地をその立つ所で揺り動かし
地の柱は揺らぐ。
神が禁じられれば太陽は昇らず
昼もまた、封じ込められる。
神は自ら天を広げ、海の高波を踏み砕かれる。
神は北斗やオリオンを
すばるや、南の星座を造られた。
神は計り難く大きな業を
数知れぬ不思議な業を成し遂げられる。
神がそばを通られてもわたしは気づかず
過ぎ行かれてもそれと悟らない。
神が奪うのに誰が取り返せよう。
「名にをするのだ」と誰が言いえよう。

わたしのようなものがどうして神に答え
神に対して言うべき言葉を選び出せよう。
わたしの方が正しくても、答えることはできず
わたしを裁く方に憐れみを乞うだけだ。
しかし、わたしが呼びかけても返事はなさるまい。
わたしの声に耳を傾けてくださるとは思えない。

ルカによる福音(ルカ9・57-62)
  あなたがおいでになる所なら、どこへでも従って参ります
〔そのとき、イエスと弟子たち〕が道を進んで行くと、イエスに対して、「あなたがおいでになる所なら、どこへでも従って参ります」と言う人がいた。イエスは言われた。
「狐には穴があり、空の鳥には巣がある。だが、人の子には枕する所もない。」そして別の人に、
「わたしに従いなさい」と言われたが、その人は、
「主よ、まず、父を葬りに行かせてください」と言った。イエスは言われた。
「死んでいる者たちに、自分たちの死者を葬らせなさい。あなたは行って、神の国を言い広めなさい。」また、別の人も言った。「主よ,あなたに従います。しかし、まず家族にいとまごいに行かせてください。」イエスはその人に、
「鋤に手をかけてから後ろを顧みる者は、神の国にふさわしくない」と言われた。

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インド訪問の写真

  • 十字架
    2007年8月にESNACの里子たちに会いにインドの各地を訪問しました。スラムの子、捨て子、災害で親を亡くした子、ポリオで足が不自由で全く足で歩けない子・・・みんな笑顔で歓迎のパーティーは素晴らしいダンス・・・・そんなスナップです・・・ ・